英語「Don’t judge me」の意味って?
カフェで耳にしそうな一往復の短い英会話例をまとめてご紹介します♪
What’d you get?
(何にした?)
I got the chocolate donut. Don’t judge me!
(チョコレートドーナツにした。批判しないで!)
judgeは「決めつける」「悪く思う」「批判する」。真面目な時にも使うし、冗談っぽく言う時も使います。She is always judging me. I hate it.(彼女はいつも私を決めつけている。マジで大嫌い)と言えば、真剣に不快感を表明しています。けど、この7の文は友達同士で冗談っぽく使っています。「チョコドーナツを食べる。高カロリーだとわかってるけど食べる!悪く思わないでね」みたいな意味。日本語(カタカナ語)の「ジャッジ」は、スポーツの審判にしか使わないようです。
Mommy! I’m HUNGRY!!!
(お母さん!! お腹空いた!!)
Shh! Keep it down! Use your insidevoice, okay?
(シー!ちょっと静かにして!外じゃないから。)
inside voiceは小さい子どもに言う表現。「屋内で話すのに適切な程度の声」という意味です。子どもの声が大きい時、怒らず、Okay, let’s use our inside voices.(さあ、静かな声で話しましょう)のように言います。
This cake looks amazing. I’m gonna post it to my story. Can I tag you?
(このケーキはマジでうまそう。インスタのストーリーにアップする。タグ付けしていい?)
Sure, maybe it will go viral and I’ll get some new followers.
(もちろん!バズったら、新しいフォロワーが付くかも。)
postは「投稿する」「アップする」。名詞も動詞もあります。名詞の例:His post went viral.(彼の投稿はバズった)。動詞の例:I haven’t posted on X in a week.(1週間ぐらいXに投稿していない)。
Excuse me, I ordered two coffees, but have only paid for one.
(すみません、コーヒー2杯頼んだけど、1杯しか払っていないんですが。)
Don’t worry about it. It’s on me.
(気にしないで。私がおごるから。)
アメリカの接客は日本に比べて適当で、支払いに関して店員が自由に判断してサービスをする場合があります。日本ではすべてマニュアル通りだが、アメリカはルーズで柔軟性があります。これは暗黙の了解なのかもしれません。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- judge:決めつける、悪く思う、批判する
- keep it down:静かにして
- inside voice:屋内で話すのに適切な程度の声(小さい子どもに言う表現)
- post:投稿する、アップする
- go viral:バズる、頻繁に共有される
- Don’t worry about it:気にしないで
「空気が読めない」を英語で言い換えると?
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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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