英語「No outlets in this cafe?」の意味とは
カフェにいるとき、SNSに投稿できそうな英語フレーズをまとめてご紹介します。
Used the café app for the first time.
（カフェアプリ初体験。）
同じくapplicationが由来だけど、日本語の「アプリ」は和製英語です。英語圏では通じないので、appと言いましょう。
Nothing beats iced coffee on a hot summer day.
（暑い夏の日に、やっぱアイスコーヒーは最強でしょ！）
ここでのbeatは「勝つ」「打ち負かす」という意味。Nothing beats a McDonald’s hamburger! （マックのハンバーガーに勝るものはない）。なおアイスコーヒーは和製英語で、英語だとiced coffee。dを忘れずにつけましょう。
Came here to work but forgot my laptop…
（仕事をしに来たけど、ノートパソコンを忘れた……。）
lapは「膝の上」という意味なので、膝の上に置くコンピューターをlaptopと言うようになりました。ノートパソコンはnotebook personal computerが由来の和製英語です。英語では通じません。
What?! No outlets in this café?
（マジ？ このカフェ、コンセントないの？）
コンセントも和製英語。英語のconcentric plugから来ているという説はありますが、英語圏ではconcentric plugは使われていません（一応、英語にconsentという単語もありますが、意味は「承諾」）。コンセントは英語でoutletと言います。なお、outletには「アウトレット店」の意味もあります。
A/C is down at Starbucks. It’s a sauna in here.
（スタバのエアコン故障中。まるでサウナのように暑い。）
上記のdownは「壊れている」とか「調子が悪い」という意味。My computer is down, so I have to get it repaired.（コンピューターが壊れているので、修理しないと）。エアコンが壊れている時、サウナみたいに暑くなるので、It’s a sauna.という表現を使います。
Bought a cool travel mug.
（おしゃれなタンブラーを買った。）
マグカップは和製英語で、英語ではmugと言います。取っ手がついた大きめのカップがmug。日本のスタバにはこういうtravel mugが用意されていますが、アメリカほど一般的には使われていません。
（アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より ）
覚えておきたいワード＆フレーズ
- app：アプリ（applicationの省略形）
- nothing beats…：～が一番だ、～に勝るものはない、～しか勝たん
- laptop：ノートパソコン
- outlet：コンセント
- A/C：エアコン（air conditioner）
- travel mug：携帯用の水筒、タンブラー
「ノートパソコン」を1単語の英語で言うと？
音声も一緒に確認しよう！
語学ジャンルの人気アプリabceedから、スマホで音声が聞けます。PCへのmp3音声ダウンロードも可能です。
書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』（amazon.co.jpへ）>>
著者プロフィール
アン･クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
バックナンバー
1日1つずつ覚えよう！朝のひとこと英語レッスン by 編集部（協力：eステ）
☆この連載は＜毎日更新＞しています。明日の朝もどうぞお楽しみに！
