英語「Hold that thought」の意味って?
カフェの中でよくやり取りされそうな、一往復の短い英会話例をまとめました!
I’ll have the kids with me for our coffee time tomorrow. Is that ok?
(明日の待ち合わせに子どもを連れてくるけど、大丈夫?)
Sure. The place we are meeting up is really kid-friendly.
(もちろん! 待ち合わせするお店は、子ども大歓迎だから。)
kid-friendlyは「子どもに安心」「子どもが歓迎されている」と言う意味。friendlyの前に他の名詞を入れてforeigner-friendly、LGBT-friendly、baby-friendly、female-friendly、pet-friendlyなどと言えます。
I am lactose intolerant, so I can’t drink lattes.
(牛乳アレルギーがあるから、ラテはちょっと飲めない。)
Why don’t you get a soy latte instead?
(豆乳ラテを飲んだら?)
lactose intolerantとは、体が乳製品を受け付けない乳糖不耐症のこと。乳製品アレルギーはアレルギー反応だが、乳糖不耐症は消化器の病気です。tolerant(耐性がある、寛容的)の反対語は、intolerant(受け付けない、不寛容な)。
So, anyway, I have no idea what to do…
(とにかく、どうしたらいいか、全くわからない。)
Hold that thought! I gotta pee.
(ちょっと待って! トイレに行きたい!)
hold that thoughtは、「ちょっと待って」に近い意味ですが、誰かが話している時や相談している時によく使います。「真剣に聞いているけど、電話やトイレで話一時中断しないといけない。けど、すぐ戻って続きを聞きますよ!」というニュアンスも入っています。peeは「おしっこ」みたいな感じです(ちなみに、うんこはpooと言う)。peeもpooも子どもっぽく、場合によっては少々下品な言葉なので、親しくない人には使いません。けれど、仲が良い友達とは普通に使う単語です。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- kid-friendly:子どもに安心、子どもが歓迎されている
- lactose intolerant:体が乳製品を受け付けない乳糖不耐症のこと
- instead:その代わりとして
- hold that thought:ちょっと待って
- pee:おしっこ
「ちょっと待って!」と言いたい時の英語フレーズ3つ
音声も一緒に確認しよう!
語学ジャンルの人気アプリabceedから、スマホで音声が聞けます。PCへのmp3音声ダウンロードも可能です。
書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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