おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
【北海道・札幌】圧巻のデニッシュに癒される!「Boulangerie a ton cote(ア・トン・コテ)」
北海道のパン屋さん巡りって、車がないと厳しいってイメージがありますが、札幌に関して言えば地下鉄が充実しているので、ペーパードライバーの私でも行きやすいエリアなんです。
今回行ってきたお店「Boulangerie a ton cote(ブーランジュリ ア・トン・コテ)」は、市営地下鉄東西線のバスセンター前駅から徒歩2分という近さにあります。
札幌在住ではない読者の方に詳しく説明すると、新千歳空港から札幌まではJRの快速エアポートで40分くらい。JRの札幌駅と市営地下鉄の「さっぽろ」駅は地下通路で繋がっているので、地下鉄に移動して…というような感じです。
ウッディーな外観×赤壁に金文字が、格好いい!入店前からどんなパンが置いてあるのかイメージが膨らみます。平日は9時から、週末は8時からオープンしているようです。
この日はオープンと同時に伺ったので、商品の7割くらいが揃っている感じでしたが、もうとにかく、ひっきりなしにお客さんがやってくるんです。
全て揃う頃にはもっと混むかも!?それならば、オープンする時間に行った方がまだいいかも、とも思いました。
ただ、オープン直後でもデニッシュ系はほぼ揃っていました!ご覧ください、この圧巻な陳列。この風景を朝から見れただけでも癒されました(笑)
マロンのデニッシュ
何種類のあるデニッシュから一つを選ぶのは至難のワザ(大袈裟w)ではありましたが、ギリギリ秋の味覚を堪能したくてマロンのデニッシュにしてみました。
ザクッという音だけでももう美味しいのが分かる生地は、バターのコクがじゅわっ。ごろっとのった栗の下にあるマロンクリームは、カスタードクリームよりも甘味が優しく、大人な味わいのデニッシュでした。
ちなみに、プラスチックの容器に入れてくれるので、崩れず持ち帰ることができましたよ。
ルヴァンフィグ
焼き色の濃さに惹かれた、ルヴァンフィグ。自家製酵母を使用した生地はぎゅっとキメがつまっていて、噛むごとにプチプチッと一緒に練りこまれたいちじくの甘味とオレンジピールの爽快感が口内に広がります。
チョココロネ
チョココロネって、私の中で不動の大好きパンの一つなんです。どのお店でも、見つけるとついつい買っちゃいます。
チョココロネって、安定の美味しさがありながら、お店のこだわりが垣間見れる気がして、そういうところも好きです。
こちらのチョココロネは、歯切れよく甘味ある生地に、甘すぎないけれど濃い味わいの自家製チョコレートクリームがたっぷり。舌の上でとろけて、チョコだけでもエンドレスにいけるお味でした。
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お店にはイートインスペースがないので、買ったあとで公園などで食べるか、オープンと同時に行き、ホテルの部屋で朝食として食べるのもありかと思います!
Boulangerie a ton cote(ブーランジュリアトンコテ)
住所:北海道札幌市中央区大通東3丁目1-1トルチュビル1F
電話番号:011-215-1191
営業時間:[火~金] 9:00~ [土・日] 8:00~
定休日:月曜日(火曜日不定休)
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