おはようございます。野菜料理家 やのくにこです。
さつまいもの美味しい季節になりました。さつまいもの品種は年々増えて、60種類以上が出回っているといわれています。
さつまいもと言えば「ほくほく」とした食感の「鳴門金時」や「紅こがね」も人気ですが、2000年代に入ると「ねっとり」とした食感のさつまいもの「安納芋」や「シルクスイート」などが人気を博しました。
最近ではその中間の「しっとり」とした食感に人気が集まり、その代表的な品種は「紅はるか」「ひめあやか」などがあります。皆さんは、どの食感のさつまいもが好きでしょうか。
私のお気に入りは「紅はるか」。
紅はるかを洗ってアルミフォイルで包み、オーブンでじっくり焼きいもモード(100℃で1時間)焼けば、おうちでも簡単に美味しい焼きいもが仕上がります。
「安納芋」や「シルクスイート」を焼くと、ねっとりと、スイートポテトのような美味しい焼きいもに仕上がります。
大学芋よりお手軽!「さつまいもの塩キャラメル」
そして、もっと手軽に時短で作れるさつまいものおやつといえば、「さつまいもの塩キャラメル」です。
大学芋は油で揚げるからちょっと大変ですが、このレシピならフライパン一つで仕上がって、甘さがイマイチのさつまいもも美味しく仕上がりますよ!
秋の朝ごはんにもおすすめです。
材料(2人分)
- さつまいも 300g
- きび砂糖 大さじ2
- 塩 ひとつまみ
- 黒ごま 少々
- オリーブオイル 大さじ1
- バター 5g
作り方
1) さつまいもをよく洗って5cm程度の長さに切り、1cm角程度の太さに切る。
そのままフライパンに入れオリーブオイルをまとわせる。中火で加熱し蓋をして時々混ぜながら5分焼く。
2) 蓋を開けて、きび砂糖と塩を加え全体に混ぜたら、そのまま少し焦げた匂いがするまで待ちます。
混ぜ続けるときび砂糖がキャラメルにならないので、そのまま待ちます。香りがしてきたら、バターを加え全体に混ぜます。
3) 器に盛り付け黒ごまを振ります。
※さつまいもは切ってから時間が経つと、灰汁が出て黒くなるので水にさらしますが、今回は切ってすぐに調理するので、そのまま使いました。
※灰汁抜きで水にさらす場合はしっかりと水分を拭きとってからフライパンに入れましょう。油が跳ねるので注意です。
※きび砂糖は白砂糖でも構いません。フライパンを動かさず、砂糖が焦げてキャラメルの香りがしたら混ぜるのがコツです。
※さつまいもを太く切り過ぎた場合は、蓋をして5分加熱した後に、蓋を取らずにそのまま余熱で置いておくとやわらかくなります。
このレシピなら、さつまいもの甘さが足りないときにも美味しく仕上がるので、甘さが足りないさつまいもにあたっても美味しく食べられます。
ちなみに、もし買ったさつまいもが甘くなかった場合は、ポテトサラダにするのがおすすめ!美味しいじゃがいものような感覚になります。
おやつに、遅く起きた朝ごはんにも、「さつまいもの塩キャラメル」を作ってみてくださいね。
次回は胃腸を整える「朝がゆ」のレシピをご紹介します。
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