旅行や帰省で遠出することが多い夏休みシーズン。
帰宅後にスッキリした部屋で過ごせるように、出発前は片付けをしっかりとしておきたいものですよね。
そこで今日は、出発前にやっておきたい!帰宅後が快適になる「リビング」片付け術をご紹介します。
出発前にココだけは片付けたい!
旅行前は何かとバタバタしてしまいがち。家中を掃除したいけれど、そこまで時間がない…!と、焦ってしまう方もいるのでは?
そんなときは潔く「最低限のエリアだけ片付けをしよう」と切り替えましょう!
整理収納アドバイザー・サチさんのおすすめは、以下の3箇所を片付けること。このエリアだけでも片付けておくとお部屋がスッキリ見えるそうですよ。
【1】ダイニングテーブルの上
テーブル上にあるものはとりあえず紙袋などに入れて、収納場所候補の近くに待機させればOK。テーブル上に何も置いていないと、かなりスッキリ見えますよ。
【2】食品庫
長い間家を空ける場合は、食品庫もチェック!賞味期限切れをチェックするだけなので短時間で終わります。スペースが広くなり、虫対策にも◎
【3】あきらかにゴミになるもの
床に落ちている紙類、段ボール、壊れたものなど、明らかにゴミとなるものをまとめるだけで空間がスッキリします。
どれも短時間で終わるエリアばかり。旅行前にバタバタとしてしまう場合は、まずはこの3つに注目しましょう。
(参考:今からでもまだ間に合う!隙間時間でOK「収納テクニック不要」の片づけ3選)
目に入る情報をシンプルにして、簡単スッキリ!
片付けているけれど、なぜかスッキリ見えない…。モノを捨てる時間がない…。こう感じる方は、サチさんがおすすめする「目に入る情報をシンプルにする」を心がけてみてください。
そのために大切なポイントが以下の2つ!
- 情報量が多いアイテムを隠す
- 積み上げ収納を避ける
例えばこちらのお宅の写真を見比べてみましょう。
(片付け前)
(片付け後)
キッチンではついカラフルなパッケージや、さまざまな料理グッズが溢れてしまいがち。
見た目がごちゃつきがちなアイテムを開戸の中に入れ、派手な食品パッケージや調味料ボトルなどを隠す収納にすることで、情報量が少なくなり、スッキリとした空間が実現できますよ。
また、レンジ台の上を家電コーナーにすることにより、積み上げ収納のスペースを最小限にして色の氾濫を抑えているのだとか。
モノを捨てなくても、情報が少ない収納にするだけで快適な空間が作れますよ!
リビングでごちゃつきがちな場所があれば、ぜひこの2つのコツを実践してみてください。
(参考:捨てなくても片づくかも!?なんかスッキリしない空間をスッキリさせるたった2つのコツ)
家族が協力しやすい仕組みを作ろう
スッキリした空間を作るためには、家族を巻き込んで協力しやすい仕組みにしておくこともポイントです。
日頃から家族にも手伝ってもらえるようにしておくと、旅行や帰省の出発前に分担ができますよ。
整理収納アドバイザー・みほさんが、家族が協力しやすいように心がけている収納の工夫は3つ!
- 子どもでも片づけやすい収納づくり
- 掃除アイテムは使う場所に収納
- 動線を意識した収納
特につい後回しにしてしまう掃除は、掃除する場所に必要なアイテムを置いておくと、気づいたときにパパッと始められます。
やる気スイッチを逃しませんし、「掃除道具どこにある?」と毎回聞かれることも減りますよ。短時間でさまざまなエリアの片付けや掃除が進みます♪
(参考:家族が簡単に協力できる!「キレイな部屋を保つ」収納の工夫3つ)
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旅行や帰省後はスッキリと片付いた部屋に出迎えられたいもの。
「時間があまりないな…」「なぜかスッキリしないな…」と感じている方は試してみてくださいね。