白米の炊き方(お米をとぐ前のこころがけ編)

 

cimg1131.jpg
みなさん、おはようございます!^^
前回のお米の良否の見分け方に引き続き、今回は、『お米をとぐ前の心がけ編』です。

いくら精米をしたお米とはいえ、お米の表面にはかなりの分量の糠(ぬか)が附着しています。
それ以外にも貯蔵中に混入する恐れのある藁(わら)や塵埃など、不純物を取り除いてこそがとぎなわけです。

お米をとがずに炊いてみれば、なぜお米をとぐべきなのかがすぐにわかります。
不純物と水分で、糠臭くて、黄色いお米になり、すぐに腐敗してしまいます。

今回、皆様を代表して、とがないで炊いたお米の写真を載せておきます。
食べた感じ、炊き立てはそこそこ食べれるのですが、やはり少し時間が経っただけで臭いが出てきますね。。^^:

※良い子はマネしてはいけません。

それから POINT。
とぐ前にもう一つ気をつけておくと良いことは、
今からとごうとするお米が、どのくらいの乾燥具合かを知ってからとぎに入ること。

日々手で触っているうちにそれだけで感じるようにもなりますし、噛んでみて歯ごたえのあるものが良く乾燥したもの。
とぐ回数や炊飯時のお水の量にも関わってくるので、この段階から意識してお米を扱うことをおススメします!^^

この人生、あと何回白米が食べれるかわかりませんが、どうせなら美味しく食べたいものですもんね。^^

次回は『白米の炊き方(とぎ編)』をお送りします。

>> 次の記事「白米の炊き方(とぎ編)」を読む

<< 前の記事「白米の炊き方(お米の香り編)」を読む

※この記事は2008年の連載を再配信しています。

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

おいしい和★朝食レシピ

寿司職人が教える、和朝食の基本とレシピ
Written by

岡田大介

18歳から料理界に興味を持ち、寿司、割烹、懐石の日本料理店にて基本をしっかり身につける。特に職人技のすばらしさ、美味しさ、健康食の3つが融合された日本を代表する「寿司」に魅了され、一から江戸前寿司を修行。寿司修行8年にて独立。2004年、自宅にて1日9名限定、完全予約の「酢飯屋」を開業。他、目の前で握る寿司出張サービスなども行う。

連載記事一覧

今日の朝の人気ランキング