白米の炊き方(お水加減編)

 

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みなさん
おはようございます。^^
今週は、白米を美味しく炊くために重要なお水加減です。

前回の『といだ後の水切り時間』と同様に、新米、古米で水加減も変わってきます。

食べて軟らかいお米と噛み応えのある、いわゆる強い(こわい)お米と、お好みがあると思いますが、基準としてその真ん中、程良い食感のお米をお送りします。

電気釜をお使いの方はメモリがありますので、そのご指示通りに!
新米用のメモリが書かれていなければ、一合あたり2ミリ程度は少なめで炊いてみてください。

土鍋やその他のお鍋で炊かれる際の水加減ですが、昔の方の知恵を拝借させていただきましょう。5合以下のお米を炊く場合は鍋にお米を入れて、人差し指の先端をお米にあてて第一関節までお水を入れる。

新米の場合はそこから5,6ミリ水を減らしてください。

5合以上のお米を炊く際には、鍋に入れたお米に手のひらを被せるようにのせます。お水は写真にあるように手の甲のそこらへん。。^^

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言葉で表現するのが難しいですが、自分の手でここらへんというのが決まれば、どこに行っても、電気釜がなくても、どんなお鍋でもメモリ要らずになります。

新米の場合は指の付け根位まで水を減らしても大丈夫です!

POINTはお水を入れた後に、お米を平らにしておくと炊きむらが出来づらくなくなります。

次回はいよいよファイヤーします。
お楽しみに。^^

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※この記事は2008年の連載を再配信しています。

 

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おいしい和★朝食レシピ

寿司職人が教える、和朝食の基本とレシピ
Written by

岡田大介

18歳から料理界に興味を持ち、寿司、割烹、懐石の日本料理店にて基本をしっかり身につける。特に職人技のすばらしさ、美味しさ、健康食の3つが融合された日本を代表する「寿司」に魅了され、一から江戸前寿司を修行。寿司修行8年にて独立。2004年、自宅にて1日9名限定、完全予約の「酢飯屋」を開業。他、目の前で握る寿司出張サービスなども行う。

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