みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第199回目の2品弁当は、フライパンを途中洗わず2品作れる
- お揚げの餃子風
- 絹さやとにんじんの黒ごま和え
のレシピをご紹介します。
メインは、餃子の肉だねをお揚げに詰めてこんがり焼いて、酢醤油をからめた餃子風!薄揚げを油抜きせずにこんがり焼いたら、フライパンは洗わずに、絹さやとにんじんを煮て副菜を作ります。
無駄なくとてもスムーズに調理できる2品です!ぜひお試しください。
フライパン1つ!「お揚げの餃子風」「絹さやとにんじんの黒ごま和え」2品弁当
(材料)1~2人分
- 薄揚げ 1枚
- (A)豚ひき肉 80g
- (A)キャベツ 1/2枚(50g)
- (A)酒 小さじ1
- (A)しょうゆ 小さじ1
- (A)片栗粉 小さじ1
- (A)ごま油 小さじ1/2
- (A)おろししょうが 小さじ1/3
- (A)塩 ひとつまみ
- (B)酢 小さじ1
- (B)しょうゆ 小さじ1
(作り方)
1) ボウルに(A)を入れて練り混ぜる。
2)薄揚げを半分に切って袋状にし(油ぬきはしなくてよい)、(1)をつめる。フライパンを中火で熱し、油をひかずに薄揚げを並べ入れ、蓋をして3分程度加熱する。
※薄揚げを開く際に、多少破れても肉だねに密着しますので全く問題ありません。こんがりと焼いてください。
3) 裏返したさらに3分程度加熱して火を通す。
4) (B)の酢としょうゆを回し入れてからめる。
※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。ふたも必要です
※フライパンは洗わず、副菜を作りましょう
2品目 絹さやとにんじんの黒ごま和え
材料(1人分)
- 絹さや 5個
- にんじん 3cm(30g程度)
- 水 1/4カップ
- 塩 ひとつまみ
- 黒ごま 大さじ1
作り方
1) 絹さやは筋をとって半分に切る。にんじんは薄切りの半月切りにする(絹さやと火通りをそろえるよう薄く切る)。フライパンに水と一緒に入れて蓋をして強めの中火で熱する。
2) しんなりとしてきたら、蓋をあけて汁気を炒り飛ばし、塩で味を整え、黒ごまで和える。
※餃子のごま油他の風味で、ナムル風の味になります
2品弁当の詰め方プロセス
1) ご飯をお弁当箱に入れる。餃子を入れるところは、ごはんをひくく詰めておく。
※冷ます時には、割りばしなどの上にお弁当箱を置いて底を浮かせると、下にも空気が通って早く冷めます
2) お揚げの餃子を半分に切って詰める(4つありますが、3つ詰めています)。
3) 空いているところに副菜を詰める。
4) ごはんに生姜の甘酢漬けをのせる。
※分量外の材料(ごはん1人分、生姜の甘酢漬け 適量)
***
今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
お揚げの餃子!肉だねにもしっかり味をつけていますが、表面のお揚げにも酢醤油の風味を。お弁当なのでにんにくは入れていませんが、お好みでプラスしてください。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでくださいね。
***
「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
***
料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
★この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!