おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
今回のテーマは、脳の老化防止。脳の仕組みと、言葉を使って脳の老化を防ぐヒントをご紹介します。
「脳」と「言葉」の関係
私たちが普段何気なく使っている「言葉」は、そのすべてが脳に大きな影響を与えています。
具体的には、前向きな言葉を積極的に使ったり、感謝の言葉をよく使う人は、ドーパミンが分泌されて『やる気』や『幸福感』などが高まることがわかっています。
反対に
「やだな~」
「どうせ私なんて」
「つまらない」
「辛い」
…など、マイナス言葉を使うと、脳はストレスを溜め込んでしまい、海馬の神経細胞が壊れて心も身体も老け込んでしまいます。
つまり、日々発する言葉は、私たちの人生を創り、影響を及ぼしているといえます。
脳老化を防ぐ!「言葉の使い方」のヒント3つ
【1】褒め言葉は最高のエイジングケア
意識的に自分も相手もよろこぶ『褒め言葉』を使うようにしましょう。
相手のステキな部分を言葉に出すことで、セロトニンが分泌されることがわかっています。
セロトニンは幸福感を高めたり前頭前野の中の『やる気』に関わる部分など、脳を活発に働かせる役目を持っています。
普段『褒める』ことをあまりしていない場合は難しく感じるかもしれませんが、まずは『一日一褒』から始めてみましょう。
【2】「陽転言葉」を忘れずに
私たちは1日で数万もの出来事を体験し、思考はフル回転状態です。
その中にはポジティブもネガティブも入り混じっていますが、マイナス言葉が出てしまったら、その後で挽回することで脳の老化を防ぐことができます。
例えば、何かに失敗をして
『わたしはやっぱりダメだ』
と思ってしまったり言ってしまったら、すぐに言葉を切り替えて
『次はきっと上手くできる!』
『貴重な経験になってよかったね!』
など、陽転思考&陽転言葉にするクセをつけ、ゲームのように言葉選びを愉しんでみてください。
はじめは難しく感じるかもしれませんが、慣れることで自然に陽転言葉がすぐに出てくるようになり、もっと慣れてゆくとマイナス言葉を発しないようになっていけるでしょう。
【3】いつからでも作られる『よろこび脳』
『よろこぶ』という言葉には
歓ぶ
喜ぶ
悦ぶ
慶ぶ
など複数の漢字がありますが、それほどわたしたちの人生には『よろこび』が溢れています。
小さなことも大きなことも、積極的によろこぶ習慣を身につけることで、脳が活性化する『ドーパミン』の分泌が促されます。
「今日は目覚めが気持ちよかった!」
「なんて綺麗な青空なのだろう!」
「ベランダの観葉植物が昨日よりも大きくなって嬉しいな!」
「新しくできたお店のランチ、美味しかったな!」
など、日々のくらしにある『よろこび』を感じて、『よろこび上手』な脳を作ってください。
わたしたちが自ら分泌することのできるホルモンと、脳の仕組みを知ることでできる、『老化をストップ』への方法を実践して、ぜひ幸せな毎日を謳歌してくださいね。
★YouTube健康腸活チャンネルでも、様々な健康情報を発信していますので、ぜひご覧ください。
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次回もどうぞおたのしみにしていてください。