毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」と「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
英語「Tomato, tomato」の意味って?
海外ドラマや欧米の映画などで
Tomato, tomato
というフレーズを耳にしたことはないでしょうか?
実は、Tomato (トマト)の発音はアメリカ英語とイギリス英語では大きく異なります。
この文は「Tomato」が2つ並んでいるだけですが、実際に発音する際には、前者はアメリカ英語(To-may-to,トメイトウ)で後者はイギリス英語(to-mah-to,トマトウ)で発音されます。
この表現は、発音の小さな違いを比喩して、2つの同じような意見に対して
「どっちでもいい」「どっちもどっち」「大した違いはない」
などといった、ネガティブなニュアンスの意味を表します。
例)
Aさん: I like the temple in this city.(=私はこの街のお寺が好きです)
Bさん: It’s actually a shrine.(=本当は神社なんだけどね)
Aさん: Tomato, tomato. They’re basically the same.(=どっちでもいいよ、基本的に同じだよ)
このフレーズは、たくさんの海外ドラマや映画の中で使われています。ぜひ、実際に使用されている場面を探してみてくださいね!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)
☆この連載は<金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!