おはようございます。脳腸セラピストの桜華純子です。
猛暑日が続く今年の夏。立秋を過ぎても暑さは続いていますが、残暑の過ごし方次第で、秋の体調が整うかどうかが決まってきます。
今回は、心地よい体と心で秋を迎えるための3つのポイントをお伝えします。
「残暑の過ごし方」と「秋の体」の関係は?
秋に不調を感じる人が多いのは、夏と秋の気温、湿度の差で身体に大きな負担がかかることや、夏の過ごし方、食生活などが関係しています。
- 冷たい食べ物、飲み物の過剰摂取や冷房による冷え
- 夜の暑さによる睡眠不足からくる体力の低下
- 屋外と屋内の温度差による自律神経バランスの乱れ
夏はこれらの不調が起こりやすく、身心の疲れも蓄積しやすくなります。その疲れをそのままにしておくと、気温や湿度などの環境が大きく変わる秋に、不調がさらに増長する可能性もあるのです。
涼しくなる秋を元気な体で迎えられるよう、残暑は心身に疲れを残さないよう過ごしましょう。
元気な体で秋を迎えたい!「残暑の過ごし方」3つのポイント
【1】「3つの首」をしっかり温めよう
- 手首
- 足首
- 首
この3つの首が冷えてしまうとダルさや不調につながります。
- 毎日湯船に浸かる
- 冷房の効いている場所では靴下をはく、腹巻きやストールを使う
などの対策で、日頃から「3つの首」を温めるようにしましょう。
【2】身近な食材で「薬膳」を意識しよう
薬膳で夏に食べると良いと言われているものを積極的に取り入れ、体力をつけ、秋に向けての「元気」の準備をしましょう。
夏のおすすめ食材は
- 熱を冷まして水分代謝を上げるもの…トマト、きゅうり、ゴーヤ、スイカなど
- 氣(エネルギー)を補うもの…そら豆、カボチャ、ブロッコリー、山芋、鶏肉など
- 血を補うもの…ニンジン、ホウレンソウ、レバー、ブドウなど
です。毎日の食材選びの参考にして、少しずつ取り入れてみてください。
【3】「胃腸の声」に耳を傾けよう
夏は屋外と屋内の激しい温度差によって自律神経バランスが乱れやすくなり、消化器系にもダメージが及びます。
冷たい食べ物や飲み物の取り過ぎや暴飲暴食など、胃腸に負担がかかることを避けて、胃もたれなど不調を感じる時にはフルーツや野菜などといった消化の良い食べ物を取るようにしましょう。
また。梅干し、レモンなどといった、胃腸の調子を整える作用があるクエン酸やミネラルを含む食べ物を取るようにしましょう。
***
残暑はあと少し続きますが、ぜひ快適な秋に向けての3つのポイントを意識してお過ごしくださいね。
★YouTube健康腸活チャンネルでも、様々な健康情報を発信していますので、ぜひご覧ください。
おうかじゅんこ ハッピーアラフィフ腸活健康チャンネル YouTube( https://www.youtube.com/channel/UCLBEZ_9Z3AygJ5hCLoSQ0dA )
次回のテーマは、『感情のコントロールが上手くできる方法』についてお伝えします。どうぞおたのしみに!