おはようございます。エステティシャン・美容家の永松 麻美です。皆さんにおすすめしたい朝美容コスメやテクニックを土曜日(隔週)にお届けしています。
今朝は、湿度があがってきた今の季節、そしてこれからやってくる梅雨。私たちの頭を文字通り悩ませる「アホ毛」について、その原因と簡単にできる対策をご紹介します。
アホ毛ってなんでできるの?
アホ毛は髪の表面から短い毛がピンピンと出ている不揃いな状態のこと。髪の分け目や、うなじ、まとめた髪などで目立ってきます。
原因は、傷みで切れてしまった髪、枝毛、くせやうねりでの広がりなど。髪が乾燥していたり、無理に引っ張ったり、バッグの持ち手で髪を挟んだりなど、ダメージを受けていると起こりやすくなります。
保湿やドライヤーのかけ方で対策を
アホ毛を防ぐためには、普段から髪を丁寧に扱うこと、ヘアオイルやミルクで保湿することなどがアホ毛をつくらないことが大切です。アホ毛があまりに多いと、髪型によってはだらしない、疲れた印象、清潔感の欠如に見えることもあります。
また、ドライヤーが雑だと、アホ毛が出やすくなってしまします。しっかりとタオルドライをして、アウトバストリートメント(洗い流さないヘアオイル等)で保湿を。
毛先ではなく頭皮から、髪を掻き揚げフワッと立ち上げるように乾かしましょう。一方方向からだけ、同じ場所からずっと風を当てているとアホ毛の原因になります。
まとめ髪に活躍!アホ毛対策アイテム2品
固形のスティックタイプのヘアスタイリング剤です。アホ毛や襟足のおくれ毛が気になるときにしっかりとまとめてくれます。まとめ髪のときや、手を汚さずにまとめたい時に便利です。
ベタつきはそこまでないですが、つけすぎると油分感が出て、時間がたったときに崩れやすくなるので、つけすぎないように注意しましょう。
メイクポーチにも入るサイズなので、お出かけ先でも使いやすいですよ。
マスカラのような形のスタイリング剤で、軽く小さいので持ち運びにも重宝します。がちっとしっかりまとめるのではなく、ふんわりと他の毛と馴染ませるような感じです。
ふんわりしたヘアスタイルがトレンドともマッチしていて、仕上がりもきれい。
時間がたったり、湿度でヘアスタイルが崩れても、自然に崩れる感じなので時間がたってもわざとらしさが出ないのが嬉しいポイントです。
***
アホ毛が気になる時、ハードスプレーなどで固めてしまうと、湿度や時間の経過でスプレーで「固まりまとまった毛」がぴょんと出て余計に目立ってしまうことも。
保湿を心がけたり、アホ毛をおさえるヘアスタイリング剤を取り入れて、湿度の高い季節もきれいなまとめ髪をキープしましょう。