もうすぐ新年度。今までとは違った環境で、新たな出会いを経験することも多いですよね。
そんな時、相手にできるだけいい印象を持ってもらえれば、その後の付き合いやコミュニケーションも円滑に進んでいくかもしれません♪
今日は、好印象マナー講師の林 慶子さんが教えてくれた、出会いの季節に覚えておきたい「印象美人になるための3つのポイント」をご紹介します。
【1】意外に見られている!「持ち物」を整えよう
持ち物は人の印象を大きく左右します。ボロボロのものを持ち歩いているよりも、キレイに手入れされたものを持っている方が「きちんとした人」という印象を与えてくれますよね。
かなり使い込んでダメージがひどくなってしまったものは、これを機に新調するのがいいかもしれません。
また、油断してはいけないのがバッグの中身。ふとした瞬間にバッグの中が見えた時、中身が整っているとそれだけで好印象ですし、必要な時にさっとものを取り出せて、所作もスムーズで好印象。
バッグの中身はカテゴリやアイテムに応じて、ポーチなどで仕分けるのがおすすめ。中身がスッキリするだけでなく、探しものも見つけやすくなりますよ。
ちなみに、仕事かプライベートか、どんな用事かに応じてバッグの中身を入れ替える方も多いかと思いますが、好印象マナー講師の林 慶子さんが最低限これだけは持ち歩くようにしているというのが
- 現金
- ハンカチ
- TPOに合わせたアイテム(絆創膏やシミ取り、メイク道具など)
の3つだそう。
万が一キャッシュレス決済が使えない場合も現金があれば安心ですし、ハンカチは手を拭くだけでなく、何かをこぼしてしまった時や、ちょっと濡れてしまった時にサッと取り出せると印象がアップ!
その他状況に応じて、あると便利だなと思うものをバッグに入れておくようにすると、いざという時役に立つかもしれません♪
【2】相手を不快にさせないよう注意!「言葉遣い」に気をつける
普段何気なく使っている「言葉」。どんな言葉を選ぶかによって相手を嬉しい気持ちにさせたり、反対に不快な気持ちにさせてしまうこともありますよね。
言葉遣いには注意して、どんな相手ともうまくコミュニケーションをとっていきたいですよね。
家族や友人との間はもちろんですが、ビジネスの場では同僚や上司、取引先とのやりとりが仕事に大きく影響していくので、言葉の使い方には十分に気をつけたいところ。
林 慶子さんが挙げてくれた、ビジネスシーンで注意したい言葉遣いというのが…
- (椅子などに)「お座りください」→「どうぞ、おかけください」
- 「暇」→「時間のあるとき」「予定が空いていれば」「都合の良いとき」
- 「参考になります」→「勉強になりました」「お手本にさせていただきます」
- 「了解しました」→「承知しました」「承知いたしました」
気づかないうちに使ってしまいそうな言葉ですが、相手への敬意をきちんと表せるよう、上記のような表現ができるのが理想的。
言葉の持つ意味やマナーを一度見直して、相手を不快にさせないよう気をつけたいですね。
(参考:普段の会話で印象アップ!気をつけたい「言葉づかい」4つ)
【3】対面でないからこそ「オンライン上のやりとり」にも心配りを
ここ数年ですっかり当たり前となった、リモート会議。対面でないオンライン上のやりとりだからこそ空気感がうまく伝わらなかったり、誤解を与えてしまうこともあるかもしれません。
画面越しでも相手にできるだけ好印象を与えたかったら、以下の点を意識してみましょう♪
印象も明るくなる!「光」を味方につける
カメラに映る自分の顔が暗く映っていると、どことなく暗い印象を与えてしまいます。
部屋の中でも顔が明るく映る場所を見つけてそこで会議を行うか、今は専用のライト等も購入できるのでそれを活用するのもおすすめです。
老け見えも防ぐ!カメラの位置は「目よりも上」に
カメラの位置は、目の高さと同じ、もしくは少し上にくるように調整してみてください。PCスタンドや、ない場合はパソコンの下に本などを置いて高さを出すだけでもOK。
カメラの位置は「相手の目」と覚えておきましょう。目の位置が高すぎると相手を見下ろしている感じになってしまう上に、下からのアングルは老け見えの原因にも!
近すぎても遠すぎてもNG!画面からの距離は「証明写真」をイメージ
画面に顔が近すぎると相手に圧迫感を与えてしまい、逆に遠くなりすぎてしまうと頼りない印象を与えます。
画面に映る姿は、頭の上にこぶし1つ分くらいの余白があり、胸あたりまで映るのが自然です。証明写真くらいの大きさになるとバッチリです◎
姿勢も意識!「背筋は伸ばして」
オンラインでも、姿勢の良し悪しはわかってしまうもの。背筋を伸ばすだけで、キリッとした印象になりますよ♪
つい気を抜いてしまいがちですが、姿勢もしっかり意識しましょう。
共感の気持ちを表す♪「リアクションは大きめ」に
リモート会議で話をしている時、相手のリアクションがないと不安になったり、話しづらくなってしまうことってありますよね。
相手をそんな気持ちにさせないよう、大きくうなずく、表情をオーバー気味にするなど、最大限のリアクションで相手の話に反応してみましょう。
それだけで、こちらの共感の気持ちや熱意などが伝わるはずです。
最後まで気を抜かない!退席ボタンを押すまで「笑顔」で
会議終了後は、退出ボタンを押すまで笑顔をキープできるのが理想的。最後の最後で真顔になってしまうと、そのギャップで今までの印象がガラッと変わってしまってもったいないですよね。
リモート会議では、「つなぐ前に笑顔」になり「終了ボタンを押したあとまで笑顔」。これを頭に入れておきましょう!
(参考:少し意識するだけ!「リモート会議」で好印象を与えるコツ6つ)
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「初めまして」も多い春。少しでも相手に好印象を残したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪