おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:バッグの中に入れておきたいアイテム
ここ数年、買い物袋の有料化、新型コロナウイルスの流行など様々な出来事があり、お出かけのスタイルや、バッグに入れて持ち歩くものが変化してきました。
マスクや除菌スプレー、エコバックなどが、バッグの中の定番アイテムになったという方が多いのではないでしょうか。
今回は、印象美人さんがバッグに中に入れておくべきアイテムを考えてみましょう。
早速ですが、答えはズバリ!持つべきものに正解はありません。
持ち歩きたいものはたくさんあっても、最近はミニバッグも流行っていますし、大きなバッグであっても、入れられるものは限られますよね。
なにより、TPOによっても持つべきアイテムは変わってきます。
これらを踏まえつつ、マナー講師が考える「これだけは持ち歩きたい」というアイテムをお伝えしますね。
【1】現金
ここ数年で電子マネーが一般的になりましたが、まだまだ現金しか使えない場所もあります。また、電子マネーのシステム障害なども考えられます。
少しでも現金は持ち歩いておく方が、お店の方や、一緒にいる人にも迷惑をかけずにすみます。いざという時の心の余裕にも繋がりますね。
【2】ハンカチ
外出先では化粧室などで手を洗うことがありますし、何かをこぼしてしまった時や、ちょっと濡れた時に、サッとハンカチを取り出せると、印象アップにつながります!
ハンカチは、スマホや携帯電話と同じ感覚で、いつも持ち歩くクセをつけられるといいですね。
【3】TPOに合わせたアイテム
他にも、絆創膏やシミ取り、メイク道具など、考えればキリがありませんが、目的や状況に合わせて、持ち物を変えてはいかがでしょうか。
シミ取りや絆創膏は、サッと出せると女子力がアップしそう…と思われるかもしれませんが、日常でそう使う場面はありませんよね。
私も以前は必ず持ち歩いていましたが、シミ取りは、出番が来る前に乾燥してしまいました…。
何かをこぼしてしまったら、軽いものであれば汚れた箇所を「お水」で濡らし、キレイな布やティッシュで挟んでおさえるとシミが取れる、ということもありますよ。
(お湯で濡らすと、染まってしまうこともあるので注意!シミの取り方は生地によって変わりますので、ご自身の責任のもとでお試しくださいね)
海外旅行では、どうする?
海外旅行の際は、プラスして持ち歩いた方が良いものがあります。
【1】ウェットティッシュ
海外のレストランでは、日本と違って、おしぼりが出されないところがほとんどです。
食事をする前などに、サッと出せるよう、ウェットティッシュは持っておきましょう!
【2】ポケットティッシュ
行き先にもよりますが、海外では化粧室にトイレットペーパーが設置されていないところもあるため、持ち歩いておくと安心です。
同行する方が困った時に差し上げられるよう、多めに持っておくと良いですね。
【3】水
乾燥している国、暑い国…それぞれありますが、ペットボトルをバッグに忍ばせておくと、いつでも水分補給ができてスマート。
また、レストランではお水は有料のところも多いので、あると安心ですよ。
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いかがでしょうか。
バッグの大きさやお出かけの目的、またご自身やお相手(同行者)に合わせて、バッグの中身を変える習慣をつけられるとよいですね。
そして、たとえ出先で必要なものを持ち合わせていなくても、焦らず臨機応変に対応ができると、さらに印象美人に近づけますよ!
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!