おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回のテーマは、“脇腹と下腹の引き締め”。
お腹まわりの悩みで多いのが、脇腹についたお肉と下腹ぽっこり。この2大悩みに、同時にアプローチできるエクササイズがあるのです。それが、V字でお腹をねじるエクササイズ。
エクササイズの特徴と効果は、次のとおり。
●お腹をねじる
→お腹の横の筋肉“腹斜筋”にアプローチ
●上体を起こし、足を持ち上げた姿勢をする
→下腹部の引き締めに効果的
また、V字でお腹をねじるエクササイズは腹筋力を高めてくれるため、腸内にたまった便やガスを抜きやすくするといった効果も期待できます。
それでは早速、エクササイズをおこなっていきましょう！
V字でお腹をねじるエクササイズ
1）仰向けになる。ひざを胸に引き寄せ、両手で抱える。
※腰が床から浮きすぎないように、恥骨を軽く突き上げます。ひざは、呼吸の妨げにならない程度に胸元に引き寄せて、リラックスしましょう。
2）頭のうしろで両手を組み、右足を斜め上に伸ばす。
※ 右足のひざを伸ばして、無理のない範囲で足を高く持ち上げましょう。
3）【息を吐きながら】上体を起こして、左側にねじる。
※ 右の肩甲骨が床から浮くくらいまで上体を起こして、左側にねじります。右足は強く蹴りだし、高さをキープ。右ひじと左ひざをグッと近づけ、下腹部を引き締めながら呼吸を5回繰り返します。
4）反対側も同様におこなう。
※ 首の力を抜いて、負担がかからないようにしましょう。余裕がある方は、3～4を数回おこなってもOK。
ポイント
息を吐くときにお腹をグーッと薄くすると、腹部を横から引き締めるコルセットのような役割をする“腹横筋”のエクササイズにもなります。
お腹まわりのシェイプアップとして、また便やガスを抜いてスッキリしたい朝のお腹にもおすすめのエクササイズ。ぜひ、試してみてくださいね。
それでは今日も、良い1日を！
☆この連載は＜毎週金曜日＞更新です。来週もどうぞお楽しみに！
