「ぽっこり下腹が気になる」「お腹まわりがもたついてきた」「ウエストのくびれが消えた」…など、薄着の季節が近づくと気になるのが、「お腹」「ウエスト」に関する悩み。今日は、エステティシャンである私がおすすめしたい、朝10分でできる、お腹を引き締めるマッサージ&ストレッチ法をご紹介します。
毎朝10分で変わる!「ぽっこりお腹」の原因と対策
お腹周りに脂肪がつく原因って?
お腹を引き締める前に、まずは、お腹まわりに脂肪がつく原因を知ることが大切です。自分のお腹がどうしてぽっこりするか、その原因がわかれば、マッサージやストレッチ以外にも、日々の生活の中で気をつけるべきポイントが見えてきますよ!
- 前傾姿勢、運動不足、骨格の歪みによる筋肉の低下
まずは、運動不足や前傾姿勢、骨盤の歪みによるお腹のたるみ。姿勢が悪かったり、運動ができていなかったりして腹筋や背筋が低下すると、お腹周りがだらんとしてしまいます。腰や足だけで体を支えた立ち方や歩き方、骨格の歪み、腹筋や背筋を使わずにお腹を突き出した姿勢になっていませんか?その場合は、日常生活で、できるだけ運動したり、姿勢が歪まないように気をつけたり、普段から腹筋、背筋を使い、内臓周りからグッと持ち上げるように支え、引き締めるよう意識しましょう。
- 便秘や腸の動きが悪い
便秘も、お腹がぽっこりする大きな原因のひとつ。1日3食ちゃんと食べているのに、3~4日お通じがない場合は、当然下腹がぽっこりしてしまいます。水分量や食事内容の見直しももちろん、今日ご紹介するマッサージで腸の動きを促したり、ストレッチで腹筋を使って腸の動きを活発にしましょう。
- 摂取カロリーがオーバーしている、燃焼量が追いついていない
代謝量が低いと食べたものを燃焼する力が弱くなり、どうしても脂肪や老廃物が蓄積します。日頃の食事内容によって摂取カロリーを見直すこと、燃焼力を高めるために運動やストレッチをおこなう、筋肉を動かすことで食べたものを燃焼しやすい状態にしましょう。
上記のように、日頃できることを取り入れつつ、お腹を引き締めるマッサージやストレッチを毎日続けることで、すっきりしたお腹やウエストのくびれが手に入りやすくなりますよ!
毎朝10分!「ぽっこりお腹」引き締めマッサージ&ストレッチ法
1) 手のひらを密着させ、脇腹から骨盤の内側から下腹に向かって腸をグッと押すように10回流します。
2) 腹筋をグッと引き締め、肋骨の下のくぼみを押しながら上半身を左右に10回倒します。
3) 腹筋をグッと引き締め、へその横を押しながら上半身を左右に10回倒します。
4) 腹筋をグッと引き締め、下腹を押しながら上半身を左右に10回倒します。
5) へその右側をおさえながら、左腕を伸ばし、体を右側に倒します。10回繰り返します。
6) へその左側をおさえながら、右腕を伸ばし、体を左側に倒します。10回繰り返します。
7) 足を前後に開き、両腕を肩まで上げ、腹筋を引き締めたままウエストをねじり、10秒キープします。逆側も同じように繰り返します。
8) 最後に、壁に背中をつけて肩を開き、腹筋を持ち上げるように引き締めながら、30秒キープ5セット繰り返します。
毎朝10分、このマッサージ&ストレッチを続けることで、ぽっこりお腹をすっきりお腹にチェンジ!日頃のくせや習慣に原因がないかを振り返りながら、朝10分の「お腹すっきり」新習慣を取り入れてみてくださいね。
☆この連載は<木曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!