白だしと長芋の胃腸に優しいスープです。
長芋といえば、日本でなじみ深い山芋の1種。精のつく食べ物としてよく知られ、そのねばねば感は、栄養の吸収力をよくし、疲れたり、弱った体の回復力を高めてくれるのだそう。だしの深い味わいがカラダにしみわたり、とろっと喉をすり抜けるこの感覚。くせになるスープです。
さて、その成分はというと、アミラーゼやジアスターゼなどの消化酵素の他、摂りすぎた塩分を排出してくれるカリウムなど、体の調子をよくしてくれる栄養素がいっぱい。
風邪を引きやすくなる今の時期、長芋レシピで風邪予防をしておきましょう。
「長芋のすり流し」
作り方・材料(1人分)
- 長芋・・・70g
- 京だし(8倍濃縮)・・・大さじ2+熱湯200ml
- 長芋は皮をむいてすり下ろす。
- 器に京だし、熱湯、長芋入れ混ぜ合わせる。
POINT
- 京だしがない場合は、かつおだし、昆布だしでもOK。
- ネギやのりを入れると風味豊かなスープになる。
- とろろ昆布+梅干し+長芋もオススメ。
豆知識
長芋は中国が原産地。表面の皮に張りがあり、傷のないものがベスト。表面の皮の変色がなく、ずっしり重いものが良い。切り口は白くキレイなものを。保存は、新聞紙に包んで冷暗所で保存。冬なら2~3ヶ月は保つといわれる。
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初出:2007年3月14日