おはようございます。朝美人アンバサダーで、ダイエット講師の岩瀬結暉です。
お客様からいただく相談のなかでも、特に多いのが『ダイエット中なのに、間食が止められない』というお悩み。
チーズやナッツ、ゆで卵などの間食なら食べても問題ないのですが、甘いもの・菓子パン・おにぎりなどの間食が止められない人は、糖質依存の可能性も。
ダイエットをうまく進めるためには、やはり糖質の多い間食を減らす必要があるのです。
糖質を摂りたくなるのはなぜ?
糖質を摂ると、脳にドーパミンというホルモンが分泌されます。ドーパミンが分泌されると、やる気や元気がでて気分が高揚しますが、この効果は長続きしません。
そのため、快楽を得ようと、脳が糖質を欲する指令を出すため、体がさらに糖質を欲してしまうのです。
また、糖質を摂ると、血糖値が上がるのが早く、素早く空腹が満たされます。
しかし、糖で上がった血糖値はすぐに下がるので、再度空腹を感じてしまい、また糖質を摂って空腹を満たしたくなります。
糖質を何度も摂って血糖値の上下が激しくなると、気分の上下も激しくなり気持ちが安定しなくります。そして、脳がドーパミンの分泌を求めて、まや甘いものが欲しくなるのです。
…このように、脳の観点からも空腹を抑える観点からも、体は糖質を摂るとまた糖質を欲してしまうのです。
最初は辛いが、しばらくすると平気になる
糖質を欲してドーパミンの快楽を求めるようになると、脳は正しい判断ができにくくなるといわれています。
脳に逆らって糖質を我慢するのは、とてもつらいもの。けれども、糖を摂取するのをセーブすると、最初は食べたくて仕方ないのですが、数日経過すると食べたい気持ちが落ち着いてきます。
それは、糖を減らすことで、脳が正しい判断をするようになるからです。
「辛いのは最初だけ!」ダイエットを成功させたいなら、その一言を信じて、糖質を頑張って我慢してみてください。
タンパク質と運動を増やして、糖質を減らそう!
これまでのコラムでも何度かお話してきましたが、タンパク質の多い食事は、腹持ちが圧倒的に良くなります。
糖質と比べ、タンパク質は消化・吸収に時間を費やし、血糖値の上下も緩やかになるため空腹を感じにくいのです。
朝食にタンパク質の多いメニューを摂ると、その日1日は空腹を感じにくくなるというデータもあるほど。ダイエット中は、タンパク質を多く含む肉・魚・卵などを、朝からしっかり摂ることをお勧めします。
また、運動すると、脳に「セロトニン」という幸せを感じるホルモンが分泌されます。
脳は幸せを感じていられるため、糖質で得られるドーパミンを欲しがらなくなるのです。運動は脂肪燃焼だけでなく、糖質への欲求を減らすという意味でも、ダイエット効果があるんですよ。
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ダイエットしたいからといって、糖質を完全にカットする必要はありません。けれども、量や頻度を減らさなければ、なかなか痩せられません。
年末までもうすぐ。「そろそろ本気でボディメイクを頑張りたい」と思っているなら、辛いのは最初だけ、と言い聞かせて、食生活の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
ご質問がございましたら、私のInstagram(@yukinyansa)のダイレクトメッセージにご連絡くださいませ。
☆この連載は【毎週火曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!