睡眠中カラダを預けるマットレスや敷布団は、睡眠の質を左右する大きな要素。5年以上、同じ寝具を使い続けていたり、朝起きるといつも首や腰が痛い、という人はそろそろ見直してみる必要があります。選び方のポイントを確認しながら、自分に合ったマットレス・敷布団を見つけましょう!
寝返りがしやすいことが大切!
寝返りをする=寝相が悪いと思っている人がいるようですが、寝返りをすることはカラダにとってとても重要です。脳がしっかり眠ると筋肉も弛緩し、姿勢が制御できなくなります。そのため無意識に寝姿勢が変わります。つまり、眠った状態で寝返りをするのはよく眠っているという証拠で、元気で活力のある人ほどよく動くといわれています。それを裏付けるようにに、子どもは大人以上によく動く傾向があり、逆に動かずに眠る子どもは、脳や神経系の発達に問題があるといった報告さえあります。
*ただし、暑さや無呼吸などによる寝苦しさで起こる寝返りは、目が覚めたうつつの状態で起こるもので、本来の寝返りとは別物です。寝返りをするたびに目が覚めるような人は、寝具に問題があるか、睡眠時無呼吸症候群などの病気が隠されていることがあるので気をつけて。
誰でも一晩に無意識の寝返りを15~20回程度するといわれていますが、それにより、以下のことが行われていると考えられています。
1.カラダにこもった熱を逃がす(体温調整)
2.カラダをストレッチして疲れや緊張を取る
3.全身の血行を促す
4.睡眠段階が移行する
うまく寝返りができないと熱がこもって寝苦しくなったり、血行が悪くなったり(寝たきりの方などは床ズレの原因に)、筋などを違えて痛みを引き起こす原因になることも。
もちろん、ぐっすり眠るためには日中の過ごし方が重要ですから、この寝具さえあれば絶対眠れる!といった寝具はありえませんが、良質な睡眠を維持するためには、自分に合った寝具で眠ることが大切です。
次の項目でチェックしながら、自分に合った寝具を見つけてみましょう。ただし、どんな寝具も年数が経つとへたってきますし、一晩にコップ1杯の汗をかくといわれるように、汗や皮脂などで汚れます。つまり寝具には寿命があるので、数年に1度はメンテナンスをするか買い替えを。また、睡眠は温度や湿度にも左右されるので、寝具は季節に合わせて取り換え、シーツ類はこまめに取り換えるようにしましょう。
マットレス・敷布団選びのポイントを伝授♪
1.力を抜いてまっすぐ立った時の姿勢が、仰向けに寝た時にも維持できるもの
カラダが歪んだりせず、ラクな姿勢のまま仰向けに眠れるかをチェックをしてみましょう! どこかに痛みを感じたり、動きにくさを感じるものはNG。腰だけが沈み込んだり(柔らかすぎ)、逆に背骨が浮いてしまうもの(硬すぎ)は避けましょう。
2.マット適度な弾力があり、寝返りがしやすいもの
左右に寝返りをしてみて、ラクに姿勢が変えられるかをチェック。肩や腰骨が痛いようなもの、カラダが沈み込んで寝返りしにくいような寝具は避けましょう。
3.左右に寝返りをしても十分な広さがあるもの
大人は、いくら寝相が悪いといっても、子どものようにベッドから落ちるようなことはあまりありません。でも、スペースが小さいと、睡眠中でもベッドから落ちないように意識が働き、知らず知らずのうちに眠りが浅くなってしまうことがあります。ぐっすり眠るためには、左右に寝返っても十分な広さが確保できる寝具を選んだほうが良いでしょう。
購入の際には、ぜひ上記のことを心掛けてみてください。
買い替える際は、必ず実際にお試しを!
自分に合った寝具を選ぶには、実際に試してみるのが一番です!時間を見つけてショールームへ出かけてみませんか。それぞれアドバイザーがいるので、じっくりお話を聞いてみて。
スマートスリープストア 東京
メディカル分野で培ったパラマウントベッド独自のテクノロジーと最新の睡眠研究をもとに生まれた新ブランド。一人ひとりのカラダに合わせ、マットレスのかたさをカスタマイズしてくれる三層構造の「スタイルポート」をはじめ、寝心地の良さを追求した「データム・ゼロ」など、各種揃っています。また、睡眠状態をアドバイスしてくれる睡眠改善プログラムも実施中。
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