毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」と「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
「ためになります」は英語でどう言う?
ビジネスシーンや日常会話の中で、相手の教えてくれたことに感謝の意を表したいときや、相づちを打ちたいときに言う「ためになります」。
英語で何と言えば良いのでしょうか?
That’s helpful to me. = ためになります。
helpful には、人の行為・物が「役立つ」という意味があります。
相手のしてくれた行為そのものについて「ためになる」ことを伝えたいときは、helpful を用いましょう。
ここでは ”to me” をつけることで、「自分にとってためになる」ことを示しています。
例)
It was very helpful that you gave me a lot of feedback.(=フィードバックをたくさんいただけて、大変ためになりました)
実際には、人がしてくれたことだけでなく、さまざまな「モノ」について「ためになる」と言いたいときがありますよね。その場合の表現も見てみましょう。
useful = (モノが)役立つ
helpful は usefulと同様に使えますが、 useful は基本的にモノについて用います。人に対して用いると失礼に当たる場合があるので、注意しましょう。
例)
This English book is really useful.(=この英語の本はとても役に立ちます)
informative =(モノや人がもたらす情報が)役立つ、有益である
情報や本などが有益である、といいたい時に使える informative という単語も覚えておきましょう。
例)
I read a very informative newspaper article on that subject yesterday.(=その話題についてとても有益な情報を昨日の新聞で読みました)
今回は、知っているようで分かりづらい表現「ためになります」というフレーズの英語表現をご紹介しました。
それぞれの違いを覚えて、ぜひ実際に使ってみてくださいね。
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)
☆この連載は<金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!