おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
気温が下がり、過ごしやすい日が増えてきましたね! 夏のあいだあまり食欲がなかった方も、食への興味が徐々に復活してきているのでは?
美味しく食べて、心も体も満足。これはとても素晴らしいこと…なのですが、その一方で気になるのが、“お腹まわり”のもたつきではないでしょうか。
本格的な食欲の秋はこれから。その前に、お腹まわりのエクササイズを始めておけば、キュッとくびれたウエストをキープできるかもしれません。
そこで今回は、くびれて引き締まったウエストを作るための腹部のインナーマッスル(外腹斜筋と内腹斜筋)のエクササイズをおこなっていきます。
※外腹斜筋と内腹斜筋は、体を斜めにねじる腹筋運動のときに活躍する筋肉。
例)体を左にねじるとき、正面から見て右の外腹斜筋が肋骨を前に出し、左の内腹斜筋が骨盤を引き上げる動きをします。
お腹まわりのもたつき対策!くびれたウエストをキープするエクササイズ
それでは早速、エクササイズを始めていきましょう。
1)足を揃えて立つ
※ 腰が反りすぎないように、尾骨を引き下げて骨盤を軽く後傾させておきます。手は腰に添えましょう。
2)右足を大きくうしろに引く
※ 骨盤を正面に向けたままの姿勢をキープ。右つま先は、軽く外側に開きます。両足の裏をしっかりと床につけて、バランスを取りましょう。
3)【息を吐きながら】上体を前に倒し、右手の指先を床につける
※ 上半身と床が水平になるように、体を倒します。姿勢がツラい方は、指先が床につかなくてもOK! ただし、背中が丸まらないように気をつけること。
4)【息を吸いながら】左手を真上に伸ばす
※ 両腕が一直線になる位置を目安に、左手を持ち上げます。目線を上げ、腹部を左方向へねじりましょう。
5)左手の指先を床につけて、右手を真上に伸ばす
※ 呼吸に合わせて、ゆっくりと体の向きを変えます。この動きを10回ほど繰り返して1の姿勢に戻ります。
6)左足をうしろに引いて、反対側も同様におこないます。
ポイント
腹部のエクササイズをするときは、どうしても呼吸が止まったり浅くなったりしてしまいがちです。まずは、上体を倒す角度が浅くてもOK。その分、ゆったりとした呼吸を確保して、無理のない範囲で体を動かしてみてくださいね。
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それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!