朝を楽しむ朝美人アンバサダーのみなさんによるスペシャル連載コラム!早朝オンラインレッスン「早起きボディメイク」を主宰するボディメイクトレーナーの齋藤美紀子さんによる、「読むボディメイク」がテーマのコラムを3回連載でお届けします♪
おはようございます。朝美人アンバサダーの齋藤美紀子です。
今日から3週に渡り、夏に向けておすすめしたい簡単ボディメイク術をご紹介します。
初回は、なかなか引き締まらない「二の腕」がテーマ!体のある部分を持ち上げて生活するだけで、引き締まった「すっきり二の腕」を手に入れてみませんか?
薄着の季節…「たるんだ二の腕」が気になる!
冬の間、気づかないふりをしていた二の腕のたるみにいよいよ向き合う季節がやってきました。
二の腕の太さが気になってきた方や、体重は落ちても二の腕だけは細くならない!とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
二の腕がたるむのはなぜ?
この二の腕のたるみ、多くの人は年齢によるたるみとあきらめていますが、実は「上半身の骨のゆがみ」が原因のひとつだといわれています。
猫背などの不良姿勢が続くことにより、胸の骨「胸骨」(胸の真ん中にある細くて平たい骨)が下向きになります。
そして、胸の骨が下を向くと、骨の連鎖により、肩甲骨は外側に開いて下にさがり、さらに肩関節も下を向いて、腕の骨が肩関節から前に巻き込むようにずれてしまう状態が起こります。
このままの状態が続くと、二の腕の後ろ側の筋肉が引きのばされ、たるみにつながることがあるのです。
胸の骨を上向きにしよう!
この悪循環を断ち切るためには、まずは上半身のゆがみの元凶となっている「胸の骨が下を向いている」状態を長時間続けないことが大切。
胸の骨を持ち上げると、今度は逆の骨の連鎖が起こります。肩甲骨は内側に寄り、肩関節に対し、腕の骨がしっかり定位置にはまります。
そうすると、二の腕の後ろ側の筋肉は正しい長さにもどり、二の腕をすっきりさせることが可能になるのです。
では、さっそく、胸の骨を持ち上げるためのエクササイズをやってみましょう。
胸の骨を持ち上げる!二の腕すっきりエクササイズ
正座してキャット&カウ
1) 正座した状態から、両手を膝の前につく。床を押しながら息を吐いて背中を丸める。
2) 床を押しながら、息を吸って胸を反らす。
※この時に腰ではなく、肩甲骨の間あたりで反らすようにすると、反り腰防止になる
3) (1)(2)を繰り返す。
いかがでしょうか?
胸の骨を持ち上げることで肩甲骨や首の形も整うため、肩こりや首凝り解消につながったり、横隔膜の動きがよくなり呼吸が深くなり気分が晴れやかになる方もいらっしゃいますよ。
またよくある、腕を背中側に伸ばし肘を曲げ伸ばしするような二の腕エクササイズも、胸の骨を持ち上げた状態で行うことで、さらなる効果が期待できます。
日常生活の中でも!胸の骨を持ち上げよう
通勤の電車の中や家事をしながら、意識的に胸の骨を3センチ持ち上げてみましょう。
胸を持ち上げると、腰が反ってしまう、肋骨が開いてしまうという方も安心してください。
胸の骨を持ち上げて生活することで、呼吸するときに横隔膜をうまく使えるようになり、肋骨も自然に閉じてくるといわれています。
それでも気になる方は、呼吸するときに、空気を背中に吸って吐くことを心がけてみてくださいね。
(左の写真は6年前、二の腕のたるみに悩んでいました。胸の骨が下を向いています。右の写真は半年前です。胸の骨は上を向き、二の腕はスッキリしてきました。体重は変わりません)
いかがでしたか?
今からすぐにできるボディメイクで「すっきり二の腕」を手に入れて、夏のおしゃれを楽しみましょう!
今回コラムを届けてくれた朝美人アンバサダーさん
齋藤美紀子さん(ボディメイクトレーナー)
朝5:30~6:00のオンラインレッスン「早起きボディメイク」を主宰しています。骨から整えるボディメイクスペシャリストです。
朝、美姿勢スイッチを押すことで、日中も姿勢を意識しやすくなり、日常生活そのものがトレーニングになります!早起きボディメイクを通して、心、体、時間の使い方だけでなく、暮らしそのものを整える習慣づくりのお手伝いをしています。
■Instagram: @mikikosaito.bodymake
朝美人アンバサダー2022のみなさんのプロフィールはこちら >>(https://asajikan.jp/ambassador_2022)