「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「今日から始めよう!人生を楽しみ尽くす『朝活の手引き』」では、朝時間を活用して人生を変えた池田さんが、朝活を始める前にやると良い事、早起きをするためのコツ、おすすすめの色々な朝活(ホテルモーニング、イベント、朝ノートなど色々)…など、朝活初心者さんの第一歩を応援する「朝活の手引き」を毎月届けてくれます♪
第4回:オフライン・オンラインで「朝食会」を楽しもう(前編)
おはようございます!株式会社 朝6時代表、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。
この連載では、「早起きして何すればよいか分からない」「朝活って勉強したり運動したりと意識高い感じで敷居が高そう」「早起きに一度チャレンジしてみたけど、うまくいかなかったのでツライというイメージしかない」といった早起き初心者さんに向け、朝活のイメージが変わる朝時間の楽しみ方を紹介します。
今回のテーマは、オフライン・オンラインで楽しむ「朝食会」。前編の今回は、オフラインの朝食会の提案として「ホテルモーニング」のメリットとコツについて紹介します
気分をリフレッシュ!ホテルモーニング
まだまだ感染対策に気を抜けないとはいえ、だんだん春めいてきて、外散歩が気持ちよくなってきた今日このごろ。まん延防止等重点措置も明け、対策をしつつも少しずつ外にでていきたい、という方も多いかもしれません。
外出再開におすすめしたいのが、ホテルモーニングです。朝いちばんに入店すれば混雑も回避でき、ディナーに比べてお得な値段で優雅な時間を過ごすことができます。
気軽に非日常体験ができますし、出張や旅行などで訪れた地で、宿泊は他のホテルにして朝食だけは奮発、という選択肢もあります。
特に、食べることが好きな人にとって、「朝から美味しい食事を食べよう!」ということ自体がモチベーションになり、ワクワクした気持ちで早起きできます。
「ホテルモーニングはちょっと敷居が高い」と思う人でも、一度仲が良い友人を誘ったり、ひとり朝活で、ちょっと贅沢なホテルモーニングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
そこで今回、高級ホテルモーニングを楽しむ「早朝グルメの会」を2008年より開催し、100回以上の朝食会を体験した私が、朝活でホテルモーニングを楽しむメリットとマナーについてお知らせします。
ホテルモーニングをおすすめする4つの理由
私が朝活でホテルモーニングをおすすめする理由は4つです。
【1】朝日を浴びてセロトニンチャージ!
朝食の前やあとに、朝から庭園のあるホテルを散策することで、朝日を浴びることができます。
朝、網膜に光を浴びると心身の安定に寄与するセロトニンが分泌されると言われており、パワーチャージできます!東京ですと、ホテル椿山荘東京、ホテルニューオータニ、八芳園など、都心なのに緑が多く、癒やされる庭園ホテルがあります。
早朝庭園散策はとっても気持ちいいですよ。
【2】テーブルスペースが広く、感染対策がしっかりしている
キツキツ・ミチミチで座るようなテーブルではなく、ホテルは広々としているので、感染対策が心配な方も比較的安心です。
【3】早起きのモチベーションになる
早起きをしたければ、朝イチで予定を作るのがいちばん手っ取り早い方法です。
特に、食べることが好きだったり、ホテルのラグジュアリーな空間にときめく人にとっては、ホテルモーニングを食べに行くこと自体がモチベーションになり、早起き生活のきっかけにもなります。
事前に朝食の予約ができるホテルなら先に予約をしてしまうことで前向きな強制力が働くため、確実に早起きできるようになります。
【4】宿泊しなくても気軽に楽しめる
高級ホテルの場合一泊数万円もするところが多く、お値段の敷居が高い場合も。
近郊に住む人の非日常体験としてはもちろんのこと、出張や旅行の場合も、宿泊はお得なホテルにして朝食だけは奮発、という活用法もあります。ランチやディナーに比べ、値段も比較的お得ですよ。
ホテルモーニングのマナーは?
でも、ホテルのレストランに行き慣れていないと、「どんな格好でいけばいいの?」「何かNGなことはある?」と気になりますよね。マナーについてもおさらいしておきましょう。
【1】事前にドレスコードを確認しよう
ホテルはフォーマルな場所ですので、事前にドレスコードを確認しましょう。
ディナーではドレスコードが決まっているレストランも、モーニングやランチでは特に決まりはないというところもあります。
とはいえ、デニム、スウェット、サンダル、Tシャツ、露出が多い服など、あまりにもカジュアルな服装でホテルの雰囲気を壊したり、周囲に不快な思いをさせるようなことは避けましょう。
【2】可能なら予約がおすすめ
基本的にホテル朝食は宿泊者優先です。いきなり訪問するとしばらく待つ場合や、そもそも受け付けていない場合もありますので、予約可能なら予約をして訪問するのが安心です。
【3】予約不可のホテルは少人数でピーク時は避けよう
予約はできないけれど、もしも席が空いていたら案内できます…というスタンスのホテルも多いです。その場合は、いくら空いていたとしても、大勢で押しかけるのはマナー違反です。
予約不可と言われたら、ピーク時(朝8時ごろ〜)は避け、少人数で朝イチのそれほど忙しくなさそうな時間を狙って訪問しましょう。朝イチのオープンしたて(朝6時半〜7時ごろ)がおすすめです。
【4】支払いは個別ではなくまとめてがスマート
ホテルは雰囲気を楽しむ場所でもありますし、朝の忙しいなか、個別会計でホテルスタッフの手を煩わせないようにしたほうがいいですね。
個別会計も可能なお店は多いですが、複数でホテル朝食をいただく場合は、支払いはまとめたほうがスマートです。
【5】 他の方が写真に写りこむことがないように
思わず撮影したくなるようなスポットが多いホテルモーニング。これはホテル朝食に限らないことですが、さまざまな立場・職業の人が出入りする場です。その場にいることを知られたくない人がいるかもしれませんので、他の方が映り込まないように注意したり、シャッター音で周囲が不快に感じることがないよう気をつけましょう。
***
まだまだ対面朝食は不安という方には、オンライン朝食会もおすすめです。明日公開予定の後編では、オンラインで朝食会を開催するメリットとコツについてお知らせします。
☆本連載は毎月1日・2日に公開します。