繊維たっぷり!「切り干し大根」と「生の大根」の栄養価の違いって?

 

11月20日:今日は「いいかんぶつの日」

先日、ふと気になったこと。それは…

切り干し大根と、生の大根って、栄養価はどう違うんだろう?」ということ。

元はといえば、同じ大根。でも、乾物と生では栄養価は異なるとききますよね。調べてみた結果、ちょっと衝撃的な内容が判明しました。

切り干し大根の煮物

想像以上にすごかった!切り干し大根の栄養価

カゴメさんが運営する野菜専門メディア「VEGEDAY」によると、普通の大根と切り干し大根の栄養価の違いは以下の通り。

皮付き大根の根(生)にはカルシウム24mg、カリウム230mg、葉酸34μg(マイクログラム)食物繊維1.4gなどの栄養があります(可食部100g当たり)。

一方、切り干し大根の同じ栄養素を見ると、カルシウム500mg、カリウム3500mg、葉酸210μg、食物繊維21.3gと、根(生)より大幅に含有量が増加します。

出典:[切り干し大根は栄養の宝庫]なんとカルシウムは大根の20倍!|野菜専門メディア「VEGEDAY」 

圧倒的に、切り干し大根の栄養価が高いのですね…!カルシウムに至っては20倍の栄養価。干すことでうまみだけでなく栄養も凝縮されるそうです。

確かに、切り干し大根に限らず、干しシイタケや昆布など、乾物にはぎゅっと栄養がつまっているイメージがありますよね。

戻し汁にも栄養がいっぱい!おすすめの活用方法

切り干し大根をお料理に使う時、水に漬けて戻すと思うのですが、その戻し汁にも栄養がいっぱい!なので、ぜひ捨てずに活用しちゃいましょう。

私のおすすめレシピは、こちら。

切り干し大根のスープ

戻し汁ごと鍋で煮るだけ!簡単「切り干し大根のコンソメスープ」  by 料理家 村山瑛子

戻し汁を活用して作る、コンソメスープです。栄養がしっかり摂れるだけでなく、切り干し大根の旨味も活きていて一石二鳥。工程もシンプルなので、忙しい朝にもぴったり。

切り干し大根は乾物なので保存も効くのが嬉しい点。是非、おうちに常備してみてくださいね。

「いいかんぶつの日」とは?

海産物や農産物を干したり乾燥させたりして出来るのが、昆布、かつお節、干ししいたけ、切干大根などの「かんぶつ(干物・乾物)」。日本の伝統的な食文化である「かんぶつ」を味わい、楽しみ、学ぶ日にと、日本かんぶつ協会が制定。日付は干物の「干」の字が「十」と「一」で成り立ち、乾物の「乾」の字は「十」「日」「十」「乞」から成り立っていることから、これらを組み合わせると「11月20日にかんぶつを乞う」と読むことができるため。

出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ <https://www.kinenbi.gr.jp/>

★この連載は毎朝更新します。明日もどうぞお楽しみに!

 

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雑学コラム「今日は何の日?」

「今日は○○の日」にまつわるデイリーコラム♪会話のキッカケとなるような雑学やネタをご紹介します。
Written by

林 美帆子

大学卒業後、大学職員として3年間勤務するもコンディションを崩し退職。その後、池田千恵さんの著書『朝4時起きで、すべてがうまく回りだす!』と出会い、朝活を開始。朝活をきっかけに、夢が次々と叶いだす。現在は会社員として働きながら、ライターやコラムニストとしても活動中。最近お気に入りの朝時間の過ごし方は、マインドフルネス瞑想をすること。朝時間を丁寧に過ごすと、その日1日がより豊かなものになる。ということを多くの方に広めていきたいです。

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