毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」と「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
英語「Logistical nightmare(=物流の悪夢)」ってどんな意味?
Logistics(=ロジスティクス)という言葉。ビジネスに携わっている方なら聞いたことがあるのではないでしょうか。
ロジスティクス=物流 ですが、実はlogisticsというのは必ずしもビジネス的な意味での「物流」とは限りません。
一般的に意味で使われるときには「段取り、計画」という文脈で使われることがたくさんあります。さらによく合わせて使用する言葉が nightmare(=悪夢)です。
logistical nightmare=予定が詰まっていて悪夢のようだ
想像してほしいのですが、出張でたくさんの会議や接待で予定がいっぱいで、一息つく間もないことがありますよね。そのような状況を、英語では logistical nightmare(=予定が詰まっていて悪夢のようだ)と表現します。
たくさんの人や予定で調整が困難な様子を表す言葉ですね。
例)
Aさん:We are swamped with so many meetings this week, and we don’t have enough interpreters to cover all of the meetings. It has been a logistical nightmare trying to organize everything.
(=今週は非常に多くのミーティングに追われており、すべてのミーティングをカバーするだけの通訳者がいません。すべてを整理するのは予定が詰まっていて悪夢のようだ)
Bさん:That seems really tough. I think we need to hire more interpreters going forward.
(=それは大変だね。今後はもっとたくさんの通訳者を雇っていかなければいけないかもしれないね)
ネイティブがよく使用するフレーズですので、正しい意味を知っておくことが大切ですね。いざというときに困ることのないように覚えておいてくださいね。
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)
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