夏のお悩みといえば、肌や髪にダメージを与える紫外線。日焼け止めや日傘、アームカバーなどさまざまな日焼け対策がありますが、きちんとした使い方が重要です。
今回は、エステティシャン 永松麻美さんの人気連載「もっと自分を好きになる!カンタン朝美容」から、プロに教わる「紫外線対策」のコツを3つご紹介します。
【1】マスクの時代も日焼け止めは必須!
マスクは出かけるときの必需品になりましたが、顔の半分が隠れるのでメイクをしないという方も増えましたよね。ただし、そんなときでも日焼け止めは必ず塗るのがおすすめ。
肌の老化を進めると言われる紫外線A波は、布製品を通過して肌の奥に届いてしまうんだとか。日焼け止めに表示されている「PA++」(紫外線A波防御効果がかなりある)以上のものを選ぶのがポイントです。
(参考:そろそろ始めよう!ニューノーマル時代の「新しい紫外線対策」3つのポイント)
【2】正しい塗り方で夏老けを予防◎ポイント3つ
日焼け止めは正しい塗り方や、塗るタイミングを知っていますか?ムラなくしっかり塗れるポイントを3つご紹介。
1) 2度塗りでムラをなくす
ムラや不均一を防ぐためには、2度塗りがベスト。スキンケアをした肌に、パール大くらいの量の日焼け止めをおでこや鼻、あご、両頬の5点に置いてから全体に広げます。これを2回繰り返すこと。下地やファンデーションにSPF値とPA値が記載されていれば、下地+ファンデーションの2度塗りでOKです。
2) 塗り残しやすいパーツ
フェイスラインや首の後ろ、耳の上など、塗り残しやすいパーツまでしっかりと。髪をまとめる時は特に要注意です!
3) ボディは出かける20分前に
腕や脚などのボディには、カラダに直接日焼け止めを出して広げるのがポイント。量が少ないと効果が十分に発揮できないので、量はたっぷりと。そして、日焼け止めは塗ってから効果を発揮するのにタイムラグがあるので、外出の20分前には塗っておきましょう。
(参考:朝の仕込みで夏老け防止!「日焼け止め」の正しい塗り方3つのポイント)
【3】日焼け止めと日傘の使用期間とは?
紫外線対策の代表アイテム、日焼け止めや日傘には効果的に使える使用期限があります。
日焼け止めは開封日から1年が目安ですが、できれば半年以内に使い切るのがおすすめ。またUV防止加工が施された日傘は、2〜3年くらいなのだそう。
使用頻度や製品によっても差があるので、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。
(参考:日傘に日焼け止め…「紫外線対策」の思い込みNGリスト3つ )
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ポイントをおさえて美肌を手に入れよう◎「紫外線対策」のコツを3つご紹介しました。
まだまだ紫外線が強い日は続きます。あらためてちゃんとできている見直してみてくださいね。