朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、お茶を楽しむための本。
週末の読書に、おいしいお茶にまつわる本をいかがでしょう。おうち時間をちょっとスローに、お茶の時間をハッピーにしてくれる2冊を選びました。お茶を楽しむヒントが散りばめられています。ほっとひと息つきたいときにぜひどうぞ。
『京都はお茶でできている』
編:暮らす旅舎
出版社:青幻舎
本書は京都のお茶暮らしをめぐるオツな本。お茶の文化が息づく町ならではのお茶の楽しみを伝えます。
お茶の道具を入れたバスケット持参で散歩をしたり、ろおじ(路地)の奥でお茶の時間を過ごしたりと、日々のお茶の楽しみかたは本当に幅広い。お茶と能楽、お茶とお風呂、お茶と生演奏、お茶とお酒など、茶人たちのお茶会のユニークな取り組みに新しい可能性を感じます。夜明けの光を楽しみながらの「朝茶」もとても素敵です。
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『お茶の味 京都寺町 一保堂茶舖』
著者:渡辺都
出版社:新潮社
京都の老舗茶舗「一保堂」の六代目夫人が、お茶にまつわる話をつづります。抹茶のこと、お雑煮と大福茶、甘く冷たいグリーンティー、外で飲むお茶、茶事のよろこび。お茶をめぐる目次の言葉を眺めながら、その時々で、興味をひかれるページをめくってみるのもいいかもしれません。
お茶の話は京都の四季やしきたり、町の風景へと広がっていき、やがてまた日々の暮らしへとかえってきます。お茶の時間を大切にしたくなる一冊です。
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
*『京都はお茶でできている』
*『お茶の味 京都寺町 一保堂茶舖』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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