「重くなった体重を減らしたい」「丸くなったボディラインをすっきりさせたい」など、ダイエットに関する悩みはつきないもの。
エステティシャンである私は、実は油断するとむくみやすく太りやすい体質。さらに、激しい運動は苦手なのに食べたいものは食べたい、そんなタイプです。
今日は、過去にマイナス15kgの減量を成功させた経験を活かして3週間にわたって取り組んだ、食べたいものは食べながらしっかりと結果を出すダイエットレポートを前編(ダイエットの方法)・後編(ダイエットの結果)に分けてお届けします。
食べながら結果を出す!「3週間集中ダイエット」5つのポイント
【1】無理のない目標期間でルーティンを記憶させる
なんとなく食事を調整してみる、なんとなくダイエットを口ぐせにして自分を戒める…それはダイエットではありません。
ダイエットの目的は、食事の見直しや体質を変え、サイズや体重として結果を出すこと。何となくダラダラしたり「痩せたい」と言うだけでなく、行動することが第一歩です。
今回私は、2月27日〜3月19日の約3週間をダイエットの目標期間と設定しました。
その3週間は「ダイエットに必要なルーティンを体に記憶させること」と「集中力を高めること」にポイントを置き、期間が過ぎたら終わりではなく、少しスピードを緩めて引き続き継続しました。
ダイエットを本気で始めようと考えたら、自分のスケジュールにあわせて集中して取り組める目標期間を設定しましょう。体への意識づけもしやすくなります。
【2】毎日同じタイミングで体重を計測する
私は今回のダイエット中、体重を落とすことが目的ではなく「意識を高める」「現状を把握する」「やる気スイッチを入れる」ことに集中しました。
朝の起床後や夜の入浴後など、毎日同じタイミングで体重を計測していくと、前夜に比べて朝は200〜300g減る傾向がある、便秘が続くと200〜300gは増える…など自分の体のリズムが見えてきます。
同じタイミングで計測することで、何を食べすぎたか、お通じはきちんと出たかなど、自分の体に向き合うきっかけになり、「間食を減らそう」「お通じを良くしよう」という意識につながりますよ。
ただし、あくまでも体重はバロメーター。本格的なダイエットを継続して体重が動き出すまではある程度の期間が必要です。
【3】週に2~3回運動を組み込む
3週間のダイエット期間中、体重測定に加え、意識的に運動する日をスケジュールに組み込みました。
私が作った目安は「週に2〜3回すること」「約30分〜1時間おこなうこと」「約2〜4km(歩く・走る)が目標」の3つ。
「絶対しなければいけない」と思うとストレスになってしまうので、ゆるめにルールを決め、時間があまりない場合は20分に短縮したり、体力に余裕がある時はウォーキングとランニングをミックスさせるなど、その時の体調やスケジュールに合わせて無理なく運動を取り入れるのがおすすめです。
「4】着圧スパッツを着用&ストレッチしながら姿勢を意識する
私は下半身がむくみやすくてたるんだり太ったりしやすいので、運動をする時は着圧スパッツを履いて行いました。
下腹を引き締める、太ももの裏〜ヒップを伸ばして歩く、腰を振りすぎず姿勢をキープする、腕や肩甲骨をストレッチする…など、歩いている最中も体の動きを意識してみるのもおすすめです。
【5】運動後は入浴とストレッチ。食事は1時間あけること
運動後は20分ほど湯船に浸かりながら、股関節を開いて太ももを伸ばしたり、背中や肩周りをストレッチしたり、ふくらはぎや太ももをもみほぐしたり…アフターケアをしっかりと。
なお、運動直後に食事すると吸収率が高まってしまうといわれていますので、運動後は水分だけにして食事は運動前後1時間はあけるように気をつけました。
また、食事は野菜やスープ類を中心にしながら、お魚やお肉も取り入れて、「食べない」ではなく「バランス良く食べる」ことを心がけました。
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ダイエットで結果を出すコツは、ストレスにならない目標期間を設定し、体重にとらわれすぎず、適度な運動を継続し、ボディラインや栄養を意識すること。
集中して取り組むことで、自分の体の特徴や直すべきことが見えてくるはず。
ダイエットを始めようかな、そろそろボディラインをなんとかしなきゃ!と考えている人は、期間を決めたダイエットのコツ、参考にしてみてくださいね!
次週は、私が取り組んだ3週間ダイエットの結果をお伝えします!お楽しみに♪
☆この連載は<木曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!