外出自粛による運動不足、そして加齢による代謝量低下などが原因の、太もも~ヒップ周りのもたつき。これらのパーツは、脂肪が一度つくとなかなか落としにくく、なおかつ筋肉もつきにくい、という特徴が。日頃からストレッチやエクササイズで柔軟性と代謝力を高めることで、すっきりした状態をキープしやすくなります。
今回は、エステティシャンである私も実践している、太もも~ヒップ周りのストレッチ法についてご紹介します。
太もも~ヒップがすっきり!エステティシャンも実践する下半身ストレッチ法
1. 股関節を伸ばす
足裏と足裏を合わせ、股関節を開きます。体を前に倒しながら10秒キープします。これを10セット繰り返します。内ももの筋肉を伸ばしながら股関節をほぐすことがポイントです。
2. 腕~上半身を伸ばす
正座するように座り、腕をまっすぐ伸ばし上半身を前に倒し20秒キープします。これを5セット繰り返します。前ももの筋肉とお尻の筋肉を伸ばしながら背筋、腹筋も伸ばすイメージでおこないます。
3. 開脚して伸ばす
左足をくの字にし、右足をまっすぐ伸ばし、つま先に向かって10秒キープします。これを10セット繰り返します。太もも全体、ひざ裏やふくらはぎの筋肉を伸ばします。
逆側も同じように、右足をくの字にし、左足をまっすぐ伸ばし、つま先に向かって10秒キープ×10セット繰り返します。
4. お尻~腰~ウエストを伸ばす
左足をくの字にし、右足を右手で持ち上げて10秒キープします。これを5セット繰り返します。お尻の周り、腰やウエストの筋肉を伸ばすイメージでおこないます。
逆側も同じように、右足をくの字にし、左足を左手で持ち上げて10秒キープ。これを5セット繰り返します。
5. 足を持ち上げて伸ばす
四つんばいになり、ひじを床につけます。左足をまっすぐ伸ばし持ち上げて20秒キープ。3セット繰り返しましょう。太ももからお尻にかけての筋肉に負荷をかけます。
逆側も同じように、右足をまっすぐ伸ばし持ち上げて20秒キープ×3セット繰り返しましょう。
6. 足を横・後ろに持ち上げる
壁に手をつき、足を真横に持ち上げて20秒キープします。
後ろに持ち上げて20秒キープします。これを3セットおこない、逆側の足も同じように繰り返します。股関節の可動域を広げ、太ももからお尻の筋肉に負荷をかけます。
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いかがでしたか?太ももやお尻周りをすっきりさせるべく、張り切って「筋トレ」などをしている方も多いですが、筋肉だけに負荷をかけると一気にゴツくなったような印象になります。
まずは、筋肉や関節をしなやかにし血液やリンパの流れをよくして、老廃物やむくみをすっきりさせてから、太ももやお尻周りの筋肉に負荷をかけるのがポイントです。ぜひ、参考にしてください!
☆この連載は<木曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!