「Really?」を多用してない?使い方に気をつけたい英語フレーズ3選

 

「Really?(本当に?)」「Me, too.(=私もです)」など、普段のコミュニケーションに欠かせないあいづちや返答。英語の教科書にも出てきた表現なのに、実は使い方によっては逆の意味になったり、相手に失礼になることも…。

今日はテンナイン・コミュニケーションと朝時間.jpのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」から、使い方に気をつけたい英語表現をピックアップしてご紹介します。

「ホントに?」はどう言うべき?

驚く女性

「まさか」「ホントに!?」など、驚きの表現を表すときによく使われる “Really?” という表現。

目の前に相手がいる場合は言葉の抑揚や表情などで誤解を避けることもできますが、相手を疑っているかのような印象を与えることも…。

相手の話に対する驚きを表すときは “Really?” を多用するのではなく次のようなフレーズをあわせて使いましょう。

I have never thought of that!(=考えもしなかったよ!)

That surprises me!(=それは驚きだね!)

I didn’t know that!(=それ知らなかった!)

状況に合わせて様々な表現を使い分けられるよう、海外ドラマなどをみて研究しておくのもおすすめです♪

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「Me,too」は必ずしも「私もです」ではない!

「Me, too」はNG!?英語で「Nice to meet you」と言われたときの返し方

新年度に増える初対面の人との挨拶と言えば

Nice to meet you.(=はじめまして)

Nice to meet you, too.(=こちらこそ、はじめまして)

この一連のやり取りがおなじみですよね。

上のように省略せずに表現する場合は問題ないのですが、相手の「はじめまして」に対して「こちらこそです(私もです)」という意味のつもりで ”Me, too.” と使ってしまうのはNGです!

”Nice to meet you.” に対する「こちらこそ」は ”Me, too.” ではなく、”(It’s nice to meet) you, too.”の略である

You, too.

を使うのが正解。ただしこれはくだけた表現なので、ビジネスシーンなどフォーマルな場面では省略せずに ”Nice to meet you, too.” と言いましょう◎

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「やはり」はどう表現する?

“Anyway”は失礼!?「やはり」を意味する英語フレーズ3つ

話し合い中に意見が割れた時など、自分の主張を改めて伝えるシーンでよく使う「やはり」という言葉。ビジネスシーンでの丁寧な「やはり」に代わる言い方とは?

As I was saying earlier, ~(=先ほど申し上げたように~)

As I mentioned earlier, ~(=先ほど申し上げたように~)

Going back to my original point, ~(=話をもとに戻すと~)

英語ではこのように具体的に伝えることで、丁寧に主張を伝えやすくなります。

カジュアルな場面ではとても便利な “Anyway” ですが、ビジネスシーンで使う時は気をつけましょう♪

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しばらく休んでいた英語の勉強を気持ち新たに再開する人が多い新年度。

使い方に気をつけたい英語表現がマスターできれば、コミュニケーションの不安感が解消できますよ!ぜひ色々な言い回しを覚えておいてくださいね。

(本記事は、テンナイン・コミュニケーションとのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」のバックナンバーをピックアップしてご紹介しています)

 

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Nice to meet you!

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