大切な1日がはじまる朝。限られたこの時間をできるだけ心地よく、効率的に過ごすべく自分らしい工夫や習慣を取り入れている方がたくさんいらっしゃいます。
本連載では、朝を楽しむ朝美人アンバサダーのみなさんに、朝ごはんや、美容、ファッション、運動、家族との向き合い方など、いろいろな気になる朝のことを朝時間.jp編集部がお聞きしてご紹介します。
今回お話を伺ったのは、朝活を5年以上継続して楽しんでいる会社員の美帆子さん(@miho333)です。
ある日のタイムスケジュール
美帆子さんの朝のモットー
心地良い気分で過ごす
ショートスリーパーから7時間睡眠に変わった理由
編集部:5年前のインタビューで池田千恵さんの書籍をきっかけに朝活をはじめたとお話いただいた美帆子さん。その後も朝時間を楽しまれている様子を拝見していると、色んな朝の魅力を実感されていらっしゃるのかなと思います。
最近は転職をされたり色々変化があったようですが、朝時間を心地よく、ハッピーに過ごすために工夫されていることや意識していることなどがあれば教えてください。
美帆子さん:すごく当たり前のことかもしれないのですが、朝時間を心地よく迎えるため、睡眠の質を高めることを意識するようになりました。
今まで自分はショートスリーパーだと信じ込んでいて、3~5時間しか寝ていませんでした。ですがある日、7時間半眠ったら世界が変わったんです。翌朝の視界がすごく澄み切っていて、頭が冴えていて。脳を再起動したような感覚でした。そこでショートスリーパーは思い込みだったのだと気付いたのです。
それからはしっかり7時間は眠るようになり、寝具など眠る環境にも気を遣うようになりました。枕は自分の身体に合ったものをオーダーメイド、パジャマは綿100%のものにチェンジ。また、眠る前に安眠効果のあるハーブティーを入れたり、ちょっとしたストレッチをするようになりました。
今まで朝時間のことばかり意識していて夜時間をないがしろにしていたので、今はどちらも心地良く過ごす方法を追求しています。
手帳に書くことで、行動に移しやすくする
編集部:継続されている「これは欠かせない」という朝の習慣があれば教えてください。
美帆子さん:朝の手帳時間は欠かせません。手帳に、「今日こんなことがしたい」「こんなことがあったらいいな…♪」「こんな気分で1日を過ごしたい」など、頭に浮かんだことをひたすら書き出しています。
なぜなら、「今日という人生の中の大切な1日をどう過ごしたいか?」というテーマと毎日向き合うため。そして、目的を意識して過ごすと行動にも移しやすくなるためです。この習慣を始めてから、毎日がより色濃く充実したものになりました。
使っている手帳は、ユメキロックのセパレート・ダイアリーです。デイリーとマンスリーが上下に分かれているため、両方同時に見ることができます。書き込むスペースも多いため便利で、2年前より愛用しています。
早起きを継続するポイントは「義務にしない」
編集部:早起きは継続できないと悩みをよく聞きますが、美帆子さん流の朝活を継続するためのコツや、意識されていることがあれば教えてください。
美帆子さん:「朝活を義務にしない!」これに尽きます。毎朝必ず5時に起きる!と意気込みすぎると、寝坊してしまったときに自己嫌悪に陥ってしまい「自分はなんて意志が弱いんだろう…」となってしまいがち。そうすると早起きすること自体が億劫になってしまいます。最初は起きられたらラッキー♪くらいの気概で、気負わずに続けるのが良いのではと思います。
また、朝に起きるのが楽しみになるようなことを用意するのもおすすめです。たとえば、朝食にとっておきのパンや紅茶を用意しておくとか、朝カフェに行く予定を入れるとか。「朝は心地良いもの」と脳にインプットしてしまえば、徐々に早起きが楽しくなってくると思います。
編集部:健康や美容ためにやっていること朝のことがあれば教えてください。
美帆子さん:最近、朝フルーツを始めました。憧れの女性が朝フルーツ生活を始めたら便秘が治って、肌が綺麗になったと発信していたのがきっかけ。その発信を見たその日のうちにフルーツを買い込み、翌朝から朝フルーツ生活を始めてみました。すると、たしかに腸の調子が良い!まだ実践して3ヶ月目ですが、手ごたえを感じています。腸の調子が良いと老廃物が排出できるからか、確かに肌の調子も良い感じです。
とはいえ、最初のうちは毎朝フルーツをカットするのが面倒でした(笑)。でも、今ではその作業さえ楽しくなってきています。無心で、淡々とフルーツをカットする作業がまるで瞑想のようで、カットした後は心がスッキリするんです。
編集部:いろんな朝カフェを楽しまれていますよね。最近のお気に入りのお店を教えてください。
美帆子さん:最近のお気に入りは、代官山にある「私立珈琲小学校」です。平日は11時オープンですが、土日は8時からオープンしています。
お店の名前は、オーナーがもともと小学校の先生だったことが由来していて、ここでは店員さんのことを「〇〇先生」と呼び、お店に行くことも「登校」と呼ぶんです。
この面白いコンセプトに惹かれ、今ではすっかり大ファンです。どの先生も温かく、足を運ぶたびに好きになる場所です。もちろん珈琲も給食(フードメニューのこと)も美味しいので、今1番おすすめしたい朝カフェです。
朝のお気に入りアイテム
いつでも参加できるマインドフルネスサロン「MELON」
「MELON」というマインドフルネスサロン。マインドフルネス瞑想を実践できるオンラインサロンです。朝6時~夜22時まで、好きな時にオンラインで受講することができます。
朝からマインドフルネス瞑想を行うと、その日1日より豊かで安心した気持ちで過ごせるため、私にとって非常に大切な時間となっています。マインドフルネス瞑想を日常に取り入れてから約1年が経ちますが、ここぞというときの集中力が増し、心もしなやかになってきたように思います。
むくみがすっきり!「ReFa CAXA RAY」
これで顔やデコルテ回りのリンパを流すと、むくみがすっきりするので毎朝必ず行っています。顔やデコルテにしっかりフィットするので使いやすく、また、マッサージ効果も感じられて朝から癒されます。
持ち運びしやすいサイズ感なので、旅行や出張時にも必ず持っていくほど重宝しています。
美帆子さんのおすすめ朝美人アンバサダーさん
tom(トム)さん(@tomoko.mogumogu)が紹介している朝カフェはどれも素敵な場所ばかり!どうしてそんなに素敵な場所ばかり知っているの?と毎回驚かされます。
▼tom(トム)さんインタビュー
ずっと継続している”書く”朝習慣と変化したこと。朝美人さんインタビュー( https://asajikan.jp/article/187828 )
美帆子さん(@miho333)会社員
番組制作会社にて勤務する傍ら、ライターとして活動しています。数年前、仕事のストレスで心身のバランスを崩したことがきっかけで朝型生活にシフトしました。週末は趣味のカメラを片手に日本全国を旅しています。旅先での朝活が何よりの楽しみ!朝時間の楽しみ方を多くの方にお伝えしていきたいです。
長年続けていた短時間睡眠を変えたことは大きな変化ですね。自分にあう睡眠時間を思い込んでいる方は意外にいらっしゃるのではないでしょうか。美帆子さんの、よさそうと思ったらまず試してみる姿勢があるからこそご自身に合うものを見つけられて、そしてよい習慣が継続していくんですね。(編集部)