大切な1日がはじまる朝。限られたこの時間をできるだけ心地よく、効率的に過ごすべく自分らしい工夫や習慣を取り入れている方がたくさんいらっしゃいます。
本連載では、朝を楽しむ朝美人アンバサダーのみなさんに、朝ごはんや、美容、ファッション、運動、家族との向き合い方など、いろいろな気になる朝のことを朝時間.jp編集部がお聞きしてご紹介します。
今回お話を伺ったのは、いつも品数豊富でおいしそうな料理が食卓に並ぶ、ようこさん(@yoko_0u.u0)です。
ある日のタイムスケジュール
ようこさんの朝のモットー
朝は一日の始まりなので、とにかく笑顔でにこやかに過ごす
一日のリズムを整えるために朝食時間
編集部:欠かせない朝の習慣を教えてください。
ようこさん:朝起きて一番にお湯を沸かします。寒い冬の朝もお湯を沸かすことでキッチンが次第に温かくなり、目覚めのスイッチが入る気がします。そして前の晩に研いで冷蔵庫の中で浸水をさせておいた米を土鍋で炊きます。キッチンに米が炊ける甘い香りが広がり、シュシュと鍋から良い音が聞こえてくるのは幸せな時間です。
ご飯が炊けて蒸らしている間にお茶をいれ、飲みながら朝食やお弁当の献立、その日にすることなどを段取ります。このお茶の時間が欠かせない毎朝の習慣です。起きてきた家族にもお茶を入れてあげて、その日の予定等を確認しあいます。
編集部:朝時間を心地よく、ハッピーに過ごすために工夫されていることや意識していることなどがあれば教えてください。
ようこさん:ベッドの中で目が覚めたら両足を肩幅に開き、組んだ両手を返して腕を上げ伸ばします。足もかかとの方向にぐっと伸ばし体を引っ張り合うようにします。お腹がひきしまり、背中が真っすぐに伸びる気がします。こうすることで気持ちよく起き上がることができます。
また、慌ただしい朝を効率的に過ごすために前の晩にできることは済ませておきます。
お米を研いで浸水させておく、ポットに水、昆布、鰹節を入れて水出汁を作るなど、ちょっとした事でも翌朝すぐに炊飯ができるし、出汁で美味しいお味噌汁を作ることができます。
朝食をきちんと食べることによりリズムが整い、元気に一日が過ごせると思います。
後悔したくない!と買った調理道具
編集部:続いては朝ごはんについて教えてください。用意する上で大事にしていることや、こだわりがあれば教えてください。
ようこさん:新型コロナウイルスが流行する以前は家族の帰宅時間が遅く、平日の夜はほとんどが外食ばかりでした。せめて朝食だけでもバランスが良く、野菜もしっかりと食べて欲しいと思いながら作っていました。食欲がない朝でも豆皿にちょこちょこと盛り付けると彩りも良く楽しく食べることができるのではと考えました。
最近は在宅勤務の日も多くなり、平日でも三食を自宅で食べる機会が増えました。今までのような食事だと食べ過ぎになるため、一日のトータルでバランスがとれていれば良いと気楽に考えられるようになりました。朝食の献立は冷蔵庫の中を見て決め、できるところまで前の晩に下準備をしておくことが多いです。
編集部:最近のお気に入りメニューを1つ教えてください。
ようこさん:最近、中華せいろを購入しました。ずっと欲しいと思ってはいましたが、和せいろ、蒸し器を持っており、また他に買うとなると何センチのものにしようか、それとも不要かと悩み決断ができずにいました。
先日友人とかっぱ橋道具街に行った際に、中華せいろの蓋を作ることができる職人さんが一人しかもういらっしゃらず、ご高齢だと聞きました。その後、別のデパートの売り場でも同じような話しを聞き、すぐに購入を決断しました。今購入しないと後悔すると思ったのです。
購入してからはせいろを常に使っています。野菜をそのまま蒸すだけでも甘くて美味しいですし、数品を同時に蒸して調理したりし時短にもなっています。蒸している間は放っておいても失敗が少なく、ヘルシーに仕上がる点も魅力的です。これからの季節は肉まんなどを蒸すのも楽しみです。
編集部:テーブルコーディネートや食器も素敵です。選ぶときのこだわりや、好きなブランドなどあれば教えてください。
ようこさん:大好きなうつわに見合うような料理を作りたいという気持ちが料理を作るモチベーションにもなっています。その日の料理に合わせてうつわを選ぶ時間はとても楽しいです。
和食器は同じシリーズをセット使いする洋食器とは違い、料理ごとにうつわを変えることができるのが魅力です。なるべくガラス、陶器、磁器、漆器と掛け合わせてうつわ合わせを楽しみたいと思っています。うつわに盛りつけられた料理の色や形状を目で見て楽しみ美味しさが引き立つような器選びがいつの日かできるようになりたいと思います。
選ぶ際はそのうつわに何を盛りつけたいかを考え、それが3品ほど浮かんだら購入するようにしています。少しずつ集めた豆皿はそれぞれに思い出があり宝物です。
朝のお気に入りアイテム
蓄熱調理ができる土鍋「bestpotの鍋」
bestpotの鍋。アンバサダーをさせていただいたからではありませんが、本当に美味しくお米が炊けます。鍋と蓋の間に1,000分の1ミリの誤差で削られており、密閉度が高く無水調理もできます。日本の技術の高さが感じられる鍋だと思います。美味しいだけではなく、蒸らし時間を入れても焼く20分で炊きあがり、炊飯器よりも時短になる点もお勧めです。
ようこさん(@yoko_0u.u0)会社員
料理とうつわが好きです。季節の食材を使い身体に優しく家族が喜んでくれる料理作りを心がけています。毎日の食卓をInstagramに投稿しています。
一人静かにお茶をのみながら一日を迎えるようこさんの朝時間。土鍋で炊くご飯。せいろで蒸した野菜。あつあつ湯が立つキッチンの映像が目に浮かびます。食材のうまみを最大限に引き出した食事は朝からエネルギーをいっぱいもらえそうですね。(編集部)