「ミリオン・ダラー・アーム」という映画を観てきました。
落ち目のスポーツ・エージェントのJBがインドでスカウトした少年ふたりをアメリカでメジャーリーガーに育てるというストーリー。
最初は少年たちをゲームのコマのように扱っていた彼が、だんだん愛情を持って彼らを育てられるようになる話で、観ながら自分の子育てと重ね合わせて、何度も涙しちゃいました。
JBは少年たちを育てるために、今までのやり方をことごとく変えざるをえませんでしたが、それはわたしもよくあることです。
以前は娘になにが正しいのか教えようとしたこともありましたが、それはまったく逆効果。
わたしが物事に白黒つけようとし、正論をふりかざすほど、親子関係はぎくしゃくしていました。
そんなわけで、今は、導くというよりは、焦らず、おおらかにゆる~く見守ることに。
先日、ホメオパシーの健康相談に来てくださっている患者さんが
「今は、子供が生きていればいいと思えるようになりました。」と、おっしゃっていて、素晴らしいと思いました。
おそらく、誰もが小さい頃から先生や親や社会に、優秀であるべきと刷り込まれているので、そんな思い込みや刷り込みが自分の中に深く根づいていると、子供が優秀でないと心がざわつきます。
わたしもそんな刷り込みを捨てて、ハードルを下げなくちゃ・・・などと、映画から帰宅後、子育てについていろいろ考えていたら、娘が塾から帰ってきました。
驚いたことに、うちからはかなり遠い御茶ノ水からタクシーで、セレブのように帰宅。
もちろん、お金は払わされました。
渡していたお金は買い食いをしすぎてなくなり、帰りの電車賃が払えなくなったとのこと。
思わず、雷落としちゃいました・・・(-_-;)
BLOG