おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
今日は「暑いせいで食が進まない…」そんな夏の朝に栄養をチャージしやすい「スムージー」のレシピを3つ、ご紹介します。野菜やフルーツには、それぞれ、身体への効果・効能が。そのときの気分や体調にあわせて、色々な組み合わせを試してみてくださいね。
朝の体に栄養チャージ!お悩み別「3色スムージー」簡単レシピ♪
作り方・分量について
- 材料をすべて合わせて、ミキサーまたはハンドブレンダーで均一になるまで攪拌してください
- 固い食材は刃が傷みやすいので、刃に近いところから、柔らかいもの→固いものと順に入れていくのがおすすめです。※ブレンダーなら、底に固いものを、ミキサーなら底に柔らかいものを入れる
- 分量は2杯分でご紹介してますが、おおよそでもおいしく作れるのもスムージーのよいところ!お好みでアレンジしてみてくださいね
お通じ改善!「グリーン」スムージー
材料
- バナナ 1本
- 小松菜 1株
- アボカド 1/2個
- 無調整豆乳 200ml
- 蜂蜜 小さじ2
- レモン汁 小さじ1
- 氷 3~4粒(なければ水大さじ3)
バナナ、小松菜、アボカド、蜂蜜はどれも「腸のリズム」を調えてくれる食材です。アボカドを加えると、どろっと濃厚に仕上がり飲みごたえがアップしますが、なければバナナと小松菜のみでもおいしく作れます。より腸内環境を整えたい方は、「白ごま」などをプラスしても◎
夏バテ対策には「レッド」スムージー
材料
- すいか 150g
- トマト 1/2個
- りんご 1/2個
- 水 150ml
- 蜂蜜 小さじ1~1と1/2
- レモン汁 小さじ1
- 塩 少々
すいかは体にこもった熱を冷まし、トマトも熱を取りながら、汗で失われやすい体内の水分を補ってくれます。冷たいものは胃をいためやすいので、お腹の調子を整えるりんごを一緒にとるのがおすすめ。少しの塩が加わることで、味が締まって飲みやすくなりますよ♪
リラックス効果あり◎「イエロー」スムージー
材料
- パイナップル 1/4個(カットなら200g)
- オレンジ 1/2個
- にんじん 1/4本
- パプリカ(黄色) 1/4個
- 水 150ml
- 蜂蜜 小さじ1
オレンジやパプリカは豊かな香りの力で、体をリラックスさせてくれます。にんじんやパイナップルは消化を助けてくれるので、食べ過ぎた日の翌朝にもおすすめです。
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夏の朝におすすめの、3色スムージーレシピをご紹介しました。
私はその日の気分で、きなこやごま、生姜を一緒に入れてみたり、水、豆乳、牛乳、アーモンドミルク…など水分も色々組み合わせを変えて楽しんでいます。野菜の味に抵抗感のある方は、果物の分量を多めにして試してみてください。
また、素材の優しい味がスムージーのベースなので、味がぼやっと感じるときもあると思います。そんな時レモン汁をほんの少し加えると、一気に引き締まって飲みやすくなったりしますよ。
なんとなく食欲の湧きにくい暑い日の朝も、スムージーを1杯飲むだけで、体にパワーが湧く気がします。好きな野菜や果物を組み合わせて、自分のお気に入りを見つけてみてくださいね。
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☆この連載は【毎週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!