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小さな幸せをたいせつに。いつも上機嫌でいるための本、オススメ2冊

 

朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。

今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、いつも上機嫌で過ごすための本

小さな幸せやうれしいときめきはきっと、上機嫌な気分が運んでくれるもの。いつもご機嫌で過ごしていれば、毎日がちょっとずつ素敵になりそうです。どんなときも機嫌よく生きる知恵を授けてくれる2冊をセレクトしました。

幸福の味わい。

作家・田辺聖子さんの作品から選んだ、人生をおいしくしてくれる言葉が366日分。ときめく言葉のなかに、毎日を「上機嫌」に変えるヒントが見つかります。

「ロマンチックというのは、人生が一瞬、あけぼの色に、仄明るんでくることです。それによって気を取り直せるかもしれないこと。」(『ロマンチックはお好き』より)

「私は、〈いそいそする〉なんてことがあるのが、生きてるたのしみだ、と思い当たった。なるべく、人生、〈いそいそする〉ことが多いといいんだけどな。」(『愛の幻滅』より)

いつもおいしくたのしく、のんびりと。そして、心を奪われるのも気を取り直すのも上機嫌でいるための秘訣です。人生、恋愛、結婚にまつわる深い言葉がたくさんつまった言葉集をどうぞ。


上機嫌な言葉 366日
著者:田辺聖子
出版社:文藝春秋

いつも上機嫌で。

犬のように力いっぱいあくびをしよう。深刻ぶるのはやめてのんきにやろう。星や水平線を見て目を癒そう。そしていつも上機嫌でいよう。激動の時代を生き抜いたフランスの哲学者アランが、さまざまなエピソードをユーモラスにつづりながら、幸福になるための心がけやコツを伝授します。

こんな言葉も印象的です。「上機嫌という贈り物は、やりとりすることによって何倍にも膨らむ宝物であり、街の通りで、電車の中で、駅の売店で、蒔くことができる」。幸福は自分の身近などころにあると気づかせてくれる一冊です。


幸福論
著者:アラン/訳:村井章子
出版社:日経BP社

くわしくはこちらの記事をどうぞ。
『上機嫌な言葉 366日』
『幸福論』

ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ

「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。

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https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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