おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。
まだまだ寒い日が続きますが、皆さん体調など崩していませんでしょうか?
風邪予防や、免疫力アップのためには、まずカラダを内側から温めることを大切にしたいもの。
今日は、おうちで朝手軽に作れる、カラダの芯から温まる飲み物のアイデアをご紹介したいとおもいます。
芯から温まる♪「かぼちゃと生姜の豆乳ラテ」
カラダを温める食材としてまず頭に浮かぶ「生姜」。
生姜に含まれる成分ジンゲロンには、カラダを温め、血行を改善する効果があるのだそう。 また、かぼちゃはβカロチンを豊富に含み、強力な抗酸化作用で免疫力アップも期待できます。
冷えのおもな原因は、血行不良。栄養バランスのとれた食事と、血行を良くする食材で、冷え解消を目指しましょう。
材料 (1人分)
- かぼちゃ 200g
- おろし生姜 10g
- 無調整豆乳 180cc
- はちみつ 大さじ2
作り方
1) かぼちゃは一口大にカットして耐熱容器に入れ、電子レンジ(600w)で4分加熱し、皮をむく。
2) 小鍋に材料すべてを入れ、木べらでかぼちゃを潰しながら弱火で加熱し、沸騰直前で火を止めて、器に注ぐ。
甘くてほっこりとしたかぼちゃに生姜がピリッ。空腹のお腹にもしっかりたまる一品です。
時間のない朝は、チューブタイプのおろし生姜を使えば、時短で簡単に作ることができますよ。お好みでグラノーラなどをトッピングして入れるのもおすすめです。
ほっこり甘い♪「柚子みかん葛湯」
昔ながらの冬の飲み物、葛湯(くずゆ)。本葛は少々お値段が張りますが、風邪のひきはじめに飲まれるなど、民間療法にも用いられるほど、カラダにうれしい効果が期待できる食材です。
そんな葛粉を、ビタミンCが豊富なみかんと柚子をあわせて、フルーティーな飲み物にアレンジしてみました。
材料 (1人分)
- みかん 中1個
- 柚子 1/4個
- きび砂糖、はちみつ 各大さじ1
- 葛粉 15g
- 水 100cc
作り方
1) みかんは小房から実を取り出す。房にのこった果汁も絞り出す。柚子は果汁を絞りだし、皮は黄色い部分を削ぎ、千切りにする。葛粉は水で溶く。
2) 小鍋にみかんの実と果汁、きび砂糖、はちみつをいれて弱火にかけ、木べらでみかんを潰しながら砂糖を溶かす。
3) (2)に柚子果汁、水で溶いた葛粉をいれ、全体をしっかり練る。透明になり、とろみがでてきたら火を止め柚子皮を加え混ぜて、器に注ぐ。
柚子の香りとほどよい酸味で、おやつがわりにもなる、ほっこりした甘さがうれしい一品。刻んだ「りんご」を入れるアレンジも、シャキシャキした食感が楽しめておすすめです。
なんとなくの不調にもおすすめの「梅醤番茶」
カラダを中から温めるドリンク。最後におすすめしたいのが、梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)です。
カフェインはカラダを冷やすといわれますが、番茶なら煎茶と比べてカフェインの量も少なく、寝る前などにも安心して飲むことができます。
中でも、番茶にも使われる緑茶の葉と茎を摘み取り、天日干しして三年寝かせてできる三年番茶は、カフェインなどの刺激成分が少なく、まろやかな味わいでおすすめです。
作り方
ねり梅(又は刻んだ梅干しの果肉)を湯呑にいれ、少量の醤油、生姜のおろし汁少々を加え混ぜ、熱々の番茶を注ぐ。
私は、胃腸が疲れたときや、カラダ全体がだるいときなどに、この梅醤番茶を飲んでいます。 カラダに負担がかからず、中からじわじわ温まってきてホッとできますよ。
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寒さや乾燥などでカラダの免疫力が下がっていると、風邪などの病気や体調不良を起こしやすくなります。特にカラダの冷えは万病の元といわれるように、あらゆる不調につながりやすく、あなどれません。
冷え対策には血行不良を解消し、栄養バランスのよい食事をとりカラダの免疫力を高めることが大切です。
おなじみの生姜に加え、かぼちゃや本葛、また番茶をつかった梅醤番茶などのドリンクなら、冷え対策として毎日のくらしに取り入れやすいはず。是非お試しください。
フードスタイリスト 河合 真由子
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