朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本。
おいしくて身近な食べもの、あんこの材料として使われる「あずき」をテーマにした一冊。あんこ好きなみなさんにオススメの絵本です。
『あずき(かがくのとも絵本)』
作:荒井真紀
出版社:福音館書店
あんこのお菓子、どれが好き。迷って出す答えは、そのときどきで違います。季節によっても変わります。忙しいときも、疲れたときも、あんこに癒される毎日です。あんこのおやつがあれば、ほわっとやさしい気分になれるのです。
この絵本では、そのあんこの原料となるあずきを細密画でわかりやすく紹介。あずきのたねが芽を出し、葉を伸ばし、どんどん大きくなって、いよいよ収穫するまでをていねいに描きます。
たい焼き、おはぎ、桜もち、おしるこ、羊羹、いちご大福と、おいしいあんこの食べものがずらり。そして、小さな赤い豆のお話は、あずきを使った料理やお菓子が、おめでたい席で食べられてきた話へとつながっていきます。
日本で古い歴史を持ち、長く親しまれてきたあずき。その奥深い世界の扉を開いてくれる絵本です。
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しいにちようびを。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/
朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら>>