おはようございます。エステティシャン・美容家の永松 麻美です。皆さんにおすすめしたい朝美容コスメやテクニックを毎週お届けしています。
朝メイクをするときに鏡を見ていて、ふと「あれ、こんなところにシミがある」「ここのシミ、濃くなった?」と感じたことはないでしょうか?
夜のお手入れは照明のもとですが、朝のメイクは自然光が入る場所で行う方も多いはず。夜の照明では見えてなかったシミが、自然光のもとはっきり見えることは珍しくありません。
そして日中、人と会う時の光は自然光に近い状態が多いので、自分で思っているよりも「シミがある」状態かもしれません。
今回は、そんな気になるシミを増やさないためのスキンケアについてお伝えします。
朝は濃く見える!?気になる「シミ」を増やさないスキンケアの基本3つ
【1】美白ケアよりも優先すべきは「日焼け止め」
シミの改善、というとホワイトニング化粧品を使うというイメージがありますが、何よりもまず優先すべきは日焼け止めの徹底。
どんな美白成分や高級化粧品を使用しても、紫外線を浴びていたらいたちごっこになるからです。下地やファンデーションはSPF30PA+++以上のものを。日中外にいる時間が長い人は、色がつかない日焼け止めも下地に塗るのがオススメです。
日焼け止めは量をしっかり塗ることで効果が出やすくなるので、夏場や外出が多い人は色無しのものをたっぷり使いましょう。
【2】「角質ケア」はシミや日焼け後の強い味方
ホワイトニングの成分をお肌の与える前にしたいのが、角質ケア。ピーリングなどでお肌の代謝を高め、生まれ変わりをサポートすることでメラニンの排出を助けることができます。
表層の浅いシミであれば角質ケアで薄くなることもありますし、美白成分の浸透を高める役割もあります。
【3】美白成分は「美容液」で投入を
ホワイトニング系の化粧品は夏場に売れるため、さっぱりとしたつくりが多い印象。いくら良い成分が入っていても保湿が足りずお肌が乾燥すれば、シミはなかなか消えてくれません。
基本のスキンケア用品は肌のタイプにあったものを、そして美容液はシミなど悩みを合わせて選びましょう。ビタミンCなど抗酸化力の高い美容液や、ハイドロキノン、レチノールなどが入った製品がおすすめです。
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シミにも種類がありますが、共通して言えるのは、紫外線対策が必須ということと、摩擦が良くないということ。何からやったらいいか迷ったらまずは日焼け止めの徹底と、普段のスキンケアや生活の中で摩擦を起こさないことを最優先してぜひ習慣化してくださいね。
☆この連載は<毎週土曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!