おはようございます♪ 美容ジャーナリストのYUKIRINです。
ナチュラル&オーガニックコスメにご興味のある方も、ベースメイクに関しては結構派閥が分かれるもの。
大きく分けて、(1)若い頃からメイク手順を変えることなく色々塗っているタイプと、(2)ナチュラル好きゆえにどんどん薄くなりほとんどノーファンデのタイプ。実は…どちらも難易度が高いんです!
今日は私が提案する“2割の抜け感”を出す「8割ベースメイク」をご紹介しますね。
【塗りすぎ派】隠したいところだけカバーを心がけて
完璧を目指すあまりちょっと塗りすぎな方は、カバー力が上がる分、塗れば塗るほど透明感や透け感が失われて見えてしまいます。
そのカバー力って本当にそこまで必要でしょうか?全顔をカバーしすぎることで、むしろ「プラス10歳」くらい老けてみえてしまっているかも?
塗りすぎているかもと感じるなら、まず、日焼け止め効果の高い、カラーコントロール下地で全体をトーンアップしてみましょう。
この時、夏場は特に、首やデコルテなど服から見えている部分にも薄くのばしてください。
その後は、悩みが気になるところだけを、スティックファンデやコンシーラーでカバーしていきます。シミ、クマ、赤みなどをカバーするだけに留め、全体に塗り広げないように注意しましょう。
仕上げは、色味が強くないパウダーで仕上げれば、塗りすぎ感が出ません!
24 cosme『24 ミネラルUVコンシーラー』(SPF50+ PA++++ 2色入り¥3,400+税)
ナチュラグラッセ『メイクアップクリーム』(SPF44 PA+++・全2色 各¥2,800+税)
オンリーミネラル『ミネラルクリアグロウフェイスパウダー』(¥3,500+税)
3点とも、塗りすぎさんの「8割ベースメイク」におすすめのコスメです。
【塗らなすぎ派】最小限の軽さでも難点をカバーして
『日焼け止めのみ』いや、それすらもつけていないというナチュラル派は、日頃からしっかりケアをされていて美肌の方も多いはず。
が、休日ならOKでも、オフィスや街中では「手抜き感」が否めません。また、「ツヤとテカりは似て非なるもの」。テカテカの肌は、返ってズボラな印象に。仕事上、すっぴん肌であることが必須な方以外は、適度なメイクをおすすめします。
真夏の紫外線にも対応できる日焼け止めを塗った後、BBクリームをコンシーラーがわりに使い、目元の下の三角地帯をカバーしましょう。
クマやシミが出やすい部分ですが、普段塗らないことに慣れているとコンシーラーそのものを重く感じてしまう傾向にあります。BBクリームなら伸びもよく重たさも出ません。
仕上げは、紫外線ブロック効果のあるミネラルファンデーションを全体に。薄くヴェールをかけるイメージで、中央から外に向かって薄くなるようにしましょう。
琉白『月桃UVボディヴェール』(SPF50+ PA++++ ¥3,667+税)
24h cosme『24 ミネラルBBクリーム』(SPF30 PA+++・全2色 各¥2,800+税)
ヴァントルテ『ミネラルUVファンデーション(お試しサイズ)』(SPF50+ PA++++ ¥1,000+税 ※写真は現品サイズです)
こちらの3点は、普段ノーメイク派さんにおすすめのナチュラルなベースメイクコスメです。
夏。「化粧崩れ」が気になるときは?
実は、化粧崩れが気になる時ほど、ミネラルコスメやナチュラルベースメイクがおすすめ!
なぜなら、ヨレやすいけど、直しやすいからです。
ヨレが気になる部分をスポンジでポンポンと馴染ませて(不要な油分が吸い取られます)、ミネラルコスメのプレストパウダーをふわりとかけ直すだけで、キレイにリタッチできますよ。
TPOに応じてON/OFFつけながらも、全体的にちょっと物足りないかな?と思う8割加減を心掛けて、大人の余裕肌を演出しましょう♪
☆この連載は<毎週金曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!