自分らしい、心地よい朝時間を楽しんでいる方にお話をきく朝美人インタビュー。
今回は、タヒチアンダンスインストラクター・会社取締役として活躍する杉谷有希さん。忙しい日々の中で2つのことを両立するためのヒントが朝時間にあったそうですよ。
杉谷有希さん (タヒチアンダンスインストラクター/株式会社クオリタス取締役)
ホテルマン、一般企業のOLを経て、習い事として出会ったタヒチアンダンスに一瞬で心奪われ、そのまま大手事務所に所属しタヒチアンダンスインストラクターとして7年間勤務。その後独立し、現在はタヒチアンダンスインストラクター兼会社取締役として、タヒチアンダンスだけでなく他のジャンルのインストラクターさんを巻き込みながらスタジオ運営、ワークショップ企画・運営、また動画配信が中心のメディア運営(https://bit.ly/2R8BUmR)を手がけている。
普段の朝時間の使い方について教えてください。意識していることや習慣はありますか。
仕事の日
朝起きてまず、1日のスケジュールを再確認します。頭の中でその日1日の行動をシミュレーションし、イメージしておくことで行動も変わってきます。
そして、レッスンのある日は朝から身体の準備もしっかりとしておきたいので、身体をほぐすことから簡単なエクササイズまで、できれば最低でも30分ほど時間を取っています。
休みの日
仕事が何もない日の朝は思いっきり自分を甘やかします(笑)。特にルーティンなどを決めず、自分の気持ちに正直に過ごしたいように過ごすので、ただただゆっくりダラダラと横になっている、なんてこともあります。もちろん、お昼過ぎまでということはないですが。
1番の楽しみは少し豪華なブランチ。外出することもありますが、家で時間をかけて食べたいものをいつもよりも贅沢に、そして見た目にも少しこだわって用意すると休日がより幸せな気分で過ごせます。
朝時間を大切にするようになったキッカケや、意識するようになってよかったことを教えてください
インストラクターの自分と、会社役員の自分とのモード切り替えに最初のうちは慣れなくて、そのバランスを取るために朝の行動がとても大切だと思ったのがキッカケです。(起業前はインストラクターだけに集中する環境だったので….)
自分の行動とそれに伴うモード切り替えを、朝のうちにシミュレーションをするようになって、徐々に頭の切り替えのタイミングをどこに持ってくるべきかが分かるようになりました。今は、実際にスイッチを押すようにモードを切り替えられるようになったと感じています。
お気に入りの朝の過ごし方を教えてください
朝のメイクをする時間がとっても気に入っています。ドレッサーに向かってお気に入りの温かいドリンク(コーヒーが多いです)を飲みながら、「今日はどんなメイクにしようかな?」と考えている時間が幸せです。
朝のお気に入りのアイテムをひとつ教えてください。
事務所にある観葉植物です。朝、事務所に出勤すると一番にすることが、観葉植物に水をやることなんです。だんだん成長する様を確認すると、とても嬉しい気持ちで仕事をスタートできます!
忙しい朝の時間を快適に過ごすために、工夫されていることを教えてください
お弁当作り、洋服選び、荷物チェックなど、夜のうちにできることは済ませること。
そして、日頃から整理整頓を心がけることです。整理整頓されていればルーティンもスムーズに進むので、いつも使うものは必ず置き場所を決めて変えることはありません。こうすることで何も考えなくても身体が勝手に動くので頭がとても楽です(笑)。
それと、快適にというわけではありませんが、都内への通勤時間が2時間ほどあるので、本を読む時間にあてています。ビジネス書も小説も大好きなのですが、今の生活でなかなか読書の時間が取れないので、この長い通勤時間がちょうどいいんです。
タヒチアンダンスインストラクターの杉谷さん。朝から簡単にできるエクササイズを1つ教えてください
夏前にぴったりの「くびれ」を作るのに効果的なエクササイズを1つご紹介します。
これは、タヒチアンダンスのステップの「Varu(バル)」と呼ばれるもので、腰を8の字にひねりながら動かすものです。自分のウエストの一番くびれて欲しい場所を意識して行うことが大切です。
【1】 足を腰の幅に広げる
【2】 膝を少し緩めるように曲げる
【3】 右の腰を右斜め前に突き出す(膝はなるべく正面を向いたまま、ウエストを右斜めにひねるイメージです。この時の重心は右足です)
【4】 突き出した右の腰を後ろに引き上げる(ウエストを反対方向にひねるのと同時に、右のお尻を少し持ち上げるイメージです。この時の重心もまだ右足です)
【5】 3と4を逆方向で行います
左斜め前に腰を突き出した後、左のお尻を引き上げるように逆方向にひねります。おへそを中心に腰で8の字を書くイメージです。
朝美人のある一日の過ごし方
オンとオフの日の朝の過ごし方が異なる杉谷さん。意識して分けることはストレスを溜めないための良い心掛けなんですね。そして、求められる役割が変わり、自分の中でモードを切り替える必要がある、そんなときは誰しもあるのではないかと思います。朝時間に自分の役割に求められることや行動をイメージすることで、スムーズにことを運ぶ秘訣というのはぜひ真似したいと思いました。(朝時間.jp編集部)