ここ数年、ごくごく個人的な趣味で
お茶を淹れるひと時に癒されます。
朝からお抹茶を立てて1日を始める、なんていう日も
ありましたが、ここ数ヶ月はノンカフェイン生活だったので、
お茶類はお預けになっていました。
出産を終え、お茶を再開できる日を心待ちにしていました。
そして、ついにその日がやってきました!
まだ授乳中なのでたくさんは飲めませんが、
お茶の香りや淹れる所作、味わいに心和みます。
妊婦の時に、出産したら開けようと買い置きしていた
一保堂の「亥昔」。今年のオリジナルです。
それから煎茶も封を切りました。
こちらも一保堂のもの。
色が出なくなるまで何回も淹れては飲むを
繰り返して味わうのが好きです。
この飲み方は、東京で通っていたお茶屋さんで
窓際にひとり座ってお茶を愉しんでいた
マダムから教わりました。
日本文化とヨガはどこか似ているところがあって
型があるけれど、その型を超えたところで
さまざまな体験をするのがおもしろいです。
お茶好きが高じて、
山形や東京で「ヨガとお抹茶の会」を開催したことも。
夏の暑さしのぎにまた集まりたいなぁ!
写真は立石寺が眺められる山寺を会場にした時です。
お茶の本もたくさんありますが、
私のような素人は読むのが大変なので
岡倉天心の「茶の本」が今は教本です。
ごく薄い一冊ですが、
お茶のエッセンスがぎゅっと凝縮されていて
何度読んでも新しい発見があり、
心洗われる、お茶だけでなくヨガの哲学にも
通じる内容です。
思想の根底で異文化と繋がっているなんて、
日本文化って奥深いと改めて思います!