おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。
たまに食べたくなる「スコーン」。イギリスのアフタヌーンティーに欠かせないお菓子としておなじみですが、シンプルな味とともに、お気に入りのジャムやクリームと一緒に食べると、味わいもまたひとしお。
とてもシンプルな工程で作れるので、私も時間があるときにはたまに家で焼いたりしますが、焼き立てのスコーンは一段と食欲をそそる美味しさです。
今日はそんなスコーンをテーマに、おうちで手軽においしく食べられるスコーンのアイデアをご紹介したいとおもいます。
「粉の味」が決め手。シンプルだけど奥が深いスコーン
「スコーン」というと、紅茶と一緒にいただくホテルのアフタヌーンティーをイメージする方も多いと思います。
小麦粉とバター、牛乳といったシンプルな材料でつくるスコーンは、味がシンプルなだけに使う材料の質によって味も変わってきますが、特に味わいや風味に影響するのが「小麦粉」です。
私は家でスコーンを作るときは、ALISANの中力粉やカナダ産のオーガニックの薄力粉を好みの配合で混ぜています。
また、スコーンというと、パカーンと割れた表情(腹割れといいます)も特徴的。これは、生地に層状にバター(又はオイル)を広げて割れるように生地をたたむとこうなるのですが、焼き上がりと食感にも影響してくるので、上手に割れるように生地を作ることも大切なポイントかとおもいます。
朝は焼くだけ♪焼き立てを味わう冷凍スコーン生地の作り方
スコーンに限らず、焼き菓子は、焼き立てがやはりいちばんおいしいもの。せっかくなら、朝から焼き立てのスコーンがた食べられたら幸せですよね?でも、だからといって朝から生地を練って、オーブンで焼いていたらさすがに会社に遅刻してしまいそう…。
そんな時におすすめなのが、予め生地を作っておいて冷凍保存しておく方法です。通常のようにスコーンの生地を作り、型で抜くところまでおこないます。型抜きをしたスコーンを生地のまま冷凍用の保存袋などにきれいに並べて封をし、そのまま冷凍保存しておきます。
朝に食べるときは、予熱したオーブンで、冷凍庫から取り出した「冷凍スコーン生地」を焼くだけ。だいたい、予熱から焼成まで30分ほど。朝起きて思いたったら焼けるので、朝の身支度をしながらでもできちゃいます。また、忙しくて買い物に行けないとき、朝何も食べるものがないときにこの「冷凍スコーンの生地」があるとかなり便利です。
朝から焼き立てが味わえると、しあわせ感がかなり高まりますよ。時間がある週末などに、まとめて作っておくのがおすすめです。
お手軽♪買ってきたスコーンを「あつあつ」で食べる方法
焼き立てのスコーンに憧れるけど、手作りする気力はさすがにない…という人には、パン屋さんやカフェ、パティスリーで買えるスコーンのおいしい温め方法をご紹介します。
お店でスコーンを買ってきたら、ラップに包み、電子レンジで20秒ほど温めます。そのあと、トースターで表面を軽く焼けば、外はカリッと、中はふんわりの焼き立てを再現することができます。
また、市販のスコーンも、食べきれない場合は一個ずつラップに包み、冷凍保存するのがおすすめ。同じように電子レンジで20〜30秒ほど温めてからトースターで表面を軽く焼けば、焼き立てのような食感を楽しむことができますよ。
焼き上がるまでに、ジャムやクリームを準備しても、準備時間は10分もかかりません。これなら忙しい朝でもお手軽に焼きたてスコーンを味わえるかも。
いかがでしたか?
たまに食べたくなる「スコーン」。材料からしっかりこだわりたい派には、週末にまとめてスコーン生地をつくって冷凍し、朝から焼くだけの焼き立てを味わう方法で。また、そこまではしたくないけど、お手軽に焼きたて感を楽しみたいなら市販のスコーンを電子レンジとトースターで温める方法で、それぞれ意外とお手軽に焼きたてを楽しむことができると思います。
寒い冬の朝には、是非焼き立ての香ばしさを頬張って、しあわせ感いっぱいで一日のスタートをきりませんか?
フードスタイリスト 河合 真由子
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