おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。
うだるような暑さが続く日本列島。毎日の通勤もつらくなるほど、ちょっと尋常ではない暑さがつづいていますが、体調など崩されていませんでしょうか?今日は、そんな真夏の朝におすすめしたいすっきりさわやかな朝のドリンク、自家製の「しそ」ジュースをご紹介したいとおもいます。
赤紫蘇からつくる「自家製しそジュース」
毎年に夏になると飲みたくなる赤い色をした「しそジュース」。赤紫蘇から手作りするジュースを水などで割った飲み物です。
夏になると普段よりも水分を欲するようになりますが、市販のジュースやスポーツドリンクだと、砂糖の量や添加物など少し気になる点もでてきます。その点、自家製でつくるジュースなら、中に入っているものが一目瞭然。お砂糖の量も自分好みで調整できるのがいいところですよね。
何よりも、自宅で手作りしているときから、台所中に紫蘇のいい香りがただよってきて幸せな気分になります。みなさんもこの夏は是非自家製の「しそジュース」をつくってみませんか?
実は夏バテにも効果的な「紫蘇」
紫蘇ときくと、お刺身や、料理の添えものというイメージが強いですが実は紫蘇は、ビタミン、ミネラルなどの栄養価が豊富な香味野菜でした。
具体的には、生活習慣病の予防や免疫力アップが期待できるβ−カロチン、エネルギー代謝を助け、疲労回復に効果的なビタミンB2、また貧血に効果的な鉄分などのミネラルを豊富に含みます。
栄養面からみても紫蘇は、夏バテしやすいこの季節には、特に積極的にとりたい食品なんですね。
当然、食品としていつものメニューに入れるのも一つの方法ですが、メニューのレパートリーにも限りがあり、また添え物としてお料理に少しづつ足すだけでは、少々ものたりないかもしれません。その点、しそジュースに加工しておくことで長期保存ができ、いつでも飲みたい時に手軽に飲むことができるという利点もあるとおもいます。
「しそジュース」基本の作り方とアレンジのアイデア
紫蘇の栄養価について知識を得たところで、まずは、しそジュースの基本の作り方をご紹介したいと思います。
「自家製しそジュース」レシピ
【材料】作りやすい分量
- 赤紫蘇 300g (葉の部分のみ)
- 水 2リットル
- きび砂糖 500g〜1kg
- リンゴ酢 25g
【作り方】
1) 赤紫蘇は葉の部分のみをちぎり、よく洗って水気を切る。
2) 水2リットルを沸騰させ、赤紫蘇をいれて、箸などでしっかり沈め、再沸騰したら中火で5分煮出す。
3) 一旦濾して、汁のみを鍋にいれて再び弱火で加熱し、きび砂糖を加え入れて完全に溶かす。粗熱がとれたらリンゴ酢を加え混ぜ、清潔な保存容器にいれて冷蔵庫で保存する。
※砂糖の量はお好みで調整ください。
しそジュースが出来上がったら、早速アレンジを楽しんでみましょう。
上記レシピでできあがった「しそジュース」は水やお好みのドリンクで割って飲みます。水のほかにも、炭酸水で割ればより爽やかな口当たりに。
また、ジンジャーエールや、アイスティーなどで割ってみると、またいつものドリンクが違った味わいに。アルコールがお得意な方なら、お好みのリキュールとあわせてもおいしくいただけます。
さらに、飲み物としてだけでなく、ヨーグルトや、バニラアイスクリームにシロップとしてかけてみてもまた違った味わいでおいしくいただけますよ。
*****
いかがでしたか?普段はお料理の脇役の立ち位置の紫蘇は実は栄養の宝庫!でした。特にこの時期しか手に入れることができない赤紫蘇をつかった「しそジュース」は、夏バテ解消に効果的です。
市販の栄養ドリンクやスポーツドリンクよりは、安価で安心の手作り感がうれしい「しそジュース」。時間があるときにまとめてつくっておけば、長期保存も可能です。
今年の夏は、いつもより暑く、そして長い夏になりそうな予感!そんな暑さも、お手製の「しそジュース」で、おいしく、そして健康的にのり切りませんか?
今朝も、素敵な朝を♪
フードスタイリスト 河合 真由子
フードスタイリスト 河合真由子 オフィシャルサイトはこちら >> http://www.recipeoflife.jp
インスタグラムでは日々のコーヒーと朝ごはんを投稿中です >> https://www.instagram.com/kawaimayuko/
OL女子のための朝活コミュニティ『とっておきの朝食会』はこちら>>http://choushoku.jp/