今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本。
子どもに寄り添うやさしさを伝える絵本です。一生懸命つくった積み木のお城を壊されてしまった男の子と、彼を慰めようとする動物たちのお話です。
落ち込んでいるとき、泣きそうなとき、そばにいてくれるだけでうれしい。
一生懸命つくったお城を壊されたテイラーくん、ばらばらに散らかった積み木のそばでひざを抱えて泣いています。悲しむテイラーくんを元気づけようと、さまざまな動物たちがやってきます。
みんな口々にあれこれアドバイスをしたけれど、小さなウサギだけはなんにも言わない。そっとそばにきてくれた。「ぼくといっしょにいてくれる?」ウサギはテイラーにぴったりくっつきます。
寄り添うってとてもシンプルなこと。大人も子どもも心の根っこのところは同じかもしれません。慰めの言葉よりもぬくもりに癒されて、つらい気持ちもだんだんとけていく。やさしさに触れる絵本をどうぞ。
『ぼくの きもちはね』
作:コリ・ドーフェルド/訳:石津ちひろ
出版社:光村教育図書
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しいにちようびを。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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