今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本。
あとちょっとだけ、勇気がほしいとき。くじけそうなときだって、一歩前へ踏み出せたら世界がきっと変わるはず。それは、ほんの小さな一歩かもしれないけれど……。そんなとき、そっと背中を押してくれる絵本を選びました。
いつも「らいおん」はそばにいる。
ハンガリー生まれの名作絵本。ラチはすごく弱虫で、世界はこわいものだらけ。犬や暗い部屋、友だちさえもこわいのです。ラチが泣いてばかりいると、ある日小さな赤いライオンが現れます。
勇敢なライオンがいつもいっしょにいてくれるから、ラチもだんだん強くなる。勇気を出すってなかなか大変なことだけど、頼もしい友だちがついていれば大丈夫。小さなライオンはいます。みんなのそばに、きっと。
『ラチとらいおん』
文・絵:マレーク・ベロニカ/訳:とくながやすもと
出版社:福音館書店
たったひとりの勇気から。
いじめをとめる勇気について描いたアメリカの絵本。クラスでいちばん小さいサリー。誰もサリーに気づかない。誰も話しかけてこない。でも、サリーはちゃんと見ていたんです。あの子が悪口いわれたり、いじわるされてること。
小さな女の子の勇気が世界を変える。すると明日が変わる。みんなの気持ちも変わっていく。何か行動を起こしたいとき、背中を押してくれる絵本です。
『ちっちゃなサリーはみていたよ』
文:ジャスティン・ロバーツ/絵:クリスチャン・ロビンソン/訳:中井はるの
出版社:岩崎書店
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イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しいにちようびを。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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