今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、日曜日の絵本。
おっかない夢をみたらどうしよう。ひとりでトイレにいくの、こわいよー。そんな子どもたちにオススメの一冊です。眠る前に読んでね。
夜、私がこわいこと。風の鳴る音、揺れる木の影、天井の模様、何かがミシッという音。それから、それから……。夜の暗がりを思いながらページをめくる。
主人公のすうちゃんは、夜が大っきらい。時計の針が夜中の12時を指しても、おめめぱっちり開けてます。「ひとりじゃこわくてトイレにいけないよう」と思っていたら、突然、すうちゃんの毛布がバクに変身したんです。トイレにいっしょについてってあげるって。
大きいバクさんがついてきてくれるのは頼もしいけど、やっぱりトイレまでの道のりは遠くって。夜の廊下を昼間よりずっとながーく感じるすうちゃん。これ、すごくよくわかる。でも大丈夫。子どもたちが勇気百倍、暗がりもへっちゃら、夜が好きになる素敵な展開が待っています。
夜の暗闇の向こうにある世界が見えてきます。本当はときどき、夜がこわくなっちゃう大人のみなさんもぜひ!
『よるです』
作・絵:ザ・キャビンカンパニー
出版社:偕成社
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しいにちようびを。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/
朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら>>