おはようございます。
朝時間.jp公式朝美人アンバサダーで、フードスタイリストの河合真由子です。
遅ればせながら…新年あけましておめでとうございます。
今年も、皆様の朝の時間がちょっとのコツでたのしく、ワクワクするようなアイデアや情報をたくさんお伝えしていこうとおもいます!
気がつけば今年も、すでに二週間が過ぎておりました。
お正月休みは、短いながらも、おせち料理やお雑煮といった伝統的な和食中心の食事とともに過ごしていました。食後のお口直しには自然と、日本茶を飲む機会が多かったのですが、実は、そのときのお茶のおいしさにはまっています!
これまで朝はもっぱらコーヒー派の私が、お正月が過ぎた今でも、ほぼ毎日食後に日本茶をいただいています。
最近は、家でわざわざ茶葉を購入して飲む人も少ないのかな…でも、日本茶は、実はほんのちょっとのコツでとてもおいしく飲むことができるんです!今日は、普段は家で日本茶を飲まない人にもおすすめしたい、おいしくてほっとする日本茶の淹れ方のコツをご紹介します。
簡単だった!おいしい「日本茶」の淹れ方
おいしい日本茶を飲むには、茶葉のクオリティがよいことはもちろんですが、それ以外にもほんのちょっとのコツでおいしく淹れることができます。
今日はわたしがふだん実践しているおいしいお茶の淹れ方をお教えします。
おいしいお茶(煎茶)の淹れ方
1) 湯のみに沸騰したお湯をいれて少しおく。
2) 急須に茶葉をいれる。
3) 湯のみのお湯を急須に入れる。
4) 1~2分程まって、静かに湯のみに注ぐ。
この方法は昔、OLをしていたときに、先輩OLから教えていただいたお茶の淹れ方です。
煎茶の場合は、少し低めの温度で余計な渋みがでないようにじっくり抽出するのがポイント。
最初に湯のみにお湯を注ぐことで、湯のみを温めながら、沸騰したお湯の温度を冷ますことができます。そのお湯をそのまま急須に注げばお湯の無駄にもなりませんね。
ちなみに、ほうじ茶や番茶など、香りを楽しむお茶は、急須に直接お湯をいれて短時間で抽出するのが適しています。(高温で抽出することで香りをたてて楽しむという意味があります。)
それまでは、日本茶というとちょっと難しそう、面倒というイメージでしたが、この方法を知ってから、無駄なくおいしいお茶を淹れられるようになりました。
何よりも、おいしいお茶の味を知ってからは、これ以外の方法では淹れられなくなりましたよ。
お茶を飲む「器」にも一工夫♪
もう一つおいしくお茶を淹れるポイントがあります。それは、お茶を飲む際につかう器にもこだわりをもつこと。普段の日常使いの器でも悪くはありませんが、せっかく丁寧にお茶を淹れるなら、器にも少しこだわりをもってお気に入りの器で飲んでみませんか?
わたしのおすすめは、伝統的な日本の焼き窯でつくられた少し趣きのある陶器の湯呑み。陶器なら、磁器と比べてお茶の温度も冷めにくく、熱い飲み物をいれても熱くて持てないということもありません。理想は、ほどよい重さと厚みがあること。
手にした際に、お茶のぬくもりがじんわりと感じられるような、自分の手とのなじみ具合も大事です。
お気に入りの湯呑みで飲むことで、お茶の時間が日常から非日常へ。気持ちの上でも少し特別になり、大切な時間となるようです。
毎朝のコーヒーのマグカップを選ぶように、見た目のフィーリングや、手で持ったときの感触にこだわってとっておきの湯呑みを選んでお茶を淹れてみてください。
「心がほっとする瞬間」を求めてお茶を飲む
外で食事をした際に、食後に提供されるお茶を飲んで、ほっとした経験ありませんか?
お茶には、不思議と人のこころを和ませ、癒す効果があるようです。
それが、丁寧に抽出された、上品な渋みと後味にほのかな甘みを感じる煎茶であったり、香ばしい香り漂うほうじ茶であれば尚更。お茶の種類は、他にも中国茶や紅茶などいろいろありますが、やっぱりわれわれ日本人は、昔から飲みなれた味である日本茶が一番落ち着くようです。
朝の時間は、どうしても気が焦り、あわただしくなりがち。
そんなときに、たった一杯のお茶でも、少し丁寧に淹れて飲んでみると、はやる心を落ち着かせ、散漫する気をしっかり集中させることができるとおもいます。これから、ますますあわただしくなる自分へ、日常のワンシーンに、日本茶とともに心を落ち着かせる時間を是非とりいれてみてはいかがでしょうか?
今朝も、素敵な朝を♪
フードスタイリスト 河合 真由子
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