おはようございます。野菜ソムリエの柳沢紀子です。
冬は根菜がおいしい季節。今日使うかぶも、まさに今が旬の野菜です。
今回は、そんなかぶ1つをつかってパパっとつくる、「ミルクスープ」の作り方をご紹介しますね♪
かぶは1年中ありますが、今の時期の冬のものは甘味がのってくるのでおいしいです。かぶはみずみずしく、皮もやわらかいのでむかずにそのまま食べられます。生で食べる場合はうすくスライスしたり、串切りにしたりしてサラダにすると食べ応えがあってボリュームアップ。
加熱するととろりとやわらかくなるのでスープや汁ものにもおすすめの食材です。
葉と茎は実は白い根の部分に比べて栄養価が高く、緑黄色野菜に分類されます。カルシウムやカリウムなどのミネラル、ビタミンCなども含まれているので新鮮なものはぜひ葉と茎の部分も捨てずに食べて。
かぶ1つでボリューム満点!「かぶとウィンナーのミルクスープ」
材料(2人分)
- 葉つきのかぶ 中1個(根の部分で約100g)
- コーン 大さじ2(約35g)
- ウィンナー 3本
- 水 1カップ
- 顆粒コンソメ 小さじ1/2
- 牛乳 150ml
- 塩コショウ 適量
作り方
1) ウィンナーを食べやすい大きさに切る。かぶは皮つきのまま8つくらいの串切りにする。葉と茎の部分は3cmほどにカットしておく。
2) 鍋に水、顆粒コンソメ、串切りにしたかぶを鍋に入れて加熱する。
(かぶに火が通って少し透明になるくらいまで加熱する)
3) かぶの葉、コーン、牛乳を加えてひと煮立ちさせて、塩コショウで味をととのえてできあがり。
ポイント
- 葉と茎の部分はさっと火が通るくらいでOK。牛乳を入れたら沸騰はさせないように。
- ウィンナーの塩気は種類によって違うので、味を見ながら最後に塩コショウでととのえて。
- これは、さらっとしているスープですが、とろみをつけたい場合は最後に水溶き片栗粉(大さじ2程度)を加えると寒い日にもぴったりになります。
Text & Photo:Noriko Yanagisawa
☆この連載は<毎週月曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!