おはようございます。
朝時間.jp公式朝美人アンバサダーで、フードスタイリストの河合真由子です。
突然ですが、皆さんは「発酵食品」と聞いて何を思い浮かべますか?納豆、キムチなどの定番物から、豆板醤、かつお節、味噌、醤油などの伝統的な調味料に加え、最近定番化しつつある調味料、塩麹もありますね。
そして、忘れてはいけないのが「甘酒」も立派な発酵食品の一つです。実は今、この甘酒がじわじわとブームになっているらしく、連日甘酒が売り切れになってしまう専門店もあるほどなのです。
甘酒ってお正月の初詣の帰りに飲む程度、そもそもどこに売っているの?という素朴な疑問の解決から、おいしい甘酒のアレンジ方法まで、今日は甘酒の魅力と飲み方を徹底的に紹介したいとおもいます。
飲む美容液♪甘酒とは?
実は甘酒には2種類の製法があります。1つめは、酒粕にお砂糖とお水を加えて煮込んだもの。そしてもう1つが、炊いたごはんに米麹とお水を混ぜて長時間発酵させたもの。今回とりあげる発酵食品の甘酒は後者のほうです。
ノンアルコールで、お砂糖ではなく発酵によってうまれる自然本来の甘みが特徴です。(市販品の見分け方は、原材料に米麹と書いてあり、お砂糖がはいっていなければまず後者の発酵タイプとおもっていただいて間違いありません。)
そもそも、なぜ甘酒が体にいい、飲む点滴と呼ばれるかご存知でしょうか?甘酒に含まれる善玉菌が人間の腸の中で活発に活動をし、腸内環境を整えてくれます。腸の動きが活発になることで代謝もよくなりますね。
また、甘酒はビタミンB群とアミノ酸を豊富に含むため、疲労回復効果も期待されます。更には、麹には、抗酸化作用とメラニン抑制効果があるといわれており、シミ、そばかすにいいといわれています。まさに、女性に嬉しい効果満載の『飲む美容液』なのです。
実は、身近に手に入る甘酒
そんな自然の甘さでつくられる甘酒。ノンアルコールでお砂糖もはいっていないとなれば早速取り入れたいところですが、では、麹をつかった甘酒はどこで手に入るの?とおもわれるかもしれませんが…最近は、スーパーやコンビニなどでも、1人分用のパックにはいった甘酒が手に入ります。
時間がない朝には、常備しておいて1日1パックずつ飲むというのもありだとおもいます。
また、麹からつくる甘酒は、とても簡単に自宅で作ることができます。方法は、米麹に、60度ぐらいまでさましたごはんとお水を加えて、炊飯器や魔法瓶で8時間ほど発酵させるだけ。温度管理さえ気をつければ、あとはほったらかしでできるのでお勧めです♪
発酵には、わたしたちがもっている菌(常在菌といいます。)も作用するため、まったく同じ材料と条件でつくっても、できあがりの味にオリジナリティがでるのも、手作りの面白い点です。
一杯でパワーチャージできる甘酒スムージー
甘酒の甘さが少し苦手という方におすすめなのが甘酒をつかったスムージーです。
甘酒に野菜や果物を加え、牛乳やヨーグルトなどをいれたら、ミキサーにかけるだけのお手軽スムージー。甘さが苦手な方は、少量のおろし生姜や、酢をくわえると後味もすっきりします。ビタミンB群が豊富な甘酒に、ビタミンCとカルシウムを補給することで一杯でパワーチャージできる栄養ドリンクになりますよ。
…いかがでしたか?
甘酒、気になっていたけれどもどう取り入れたらいいかわからなかった方も、朝から体がだるくてやる気がおきないという方にも、手軽にはじめられる甘酒ドリンク、お勧めです♪
それでは、今朝もおいしい朝食でしあわせな朝をお迎えください。
フードスタイリスト 河合 真由子
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